カリフォルニアの新星!スターレーン&ディアバーグ訪問記 その(2)

by 株式会社モトックス

最終更新日:2014-10-30

2日目 ~今日もみっちり勉強します!~
2日目 ~今日もみっちり勉強します!~

昨日に引き続き、スターレーン&ディアバーグ訪問記をお伝えします☆

翌朝は朝から試飲。
二日酔いなんて気にしている場合ではありません!

タイラーさんに加え、アシスタント醸造家ジェフさん、エノロゴのクリスティーナさんを交えてのテイスティング。醸造チーム全員でブレンドを決定する、とっても貴重な場に参加させてもらいました。

「私たちはワイン造りに精通しすぎているため、外部の方たちの新鮮な視線や、皆さんの忌憚ないご意見をお聞きしたい」とタイラー氏。彼らのオープンマインドな姿勢に感銘を受けます。

全房醗酵(粒ではなく房ごと醗酵する方法)の割合が異なるピノ・ノワールや、カベルネ・ソーヴィニヨンの区画違い、メルローのブレンド違い、カベルネのブレンド違い・・・などなど、たくさんのベースワインが並びます。この中からどのベースワインを選ぶのかを話し合う場です。

スターレーンではこのようなブレンディングを何度か繰り返し、最終ブレンディングを決定します。その際に醸造家は、テロワールの表現や消費者にとっての飲みやすさ等、「何を最重要視するのか?」を考えながらブレンドを決定します。
さらにそのワインがリリースされる数年先にどう熟成しているのかを想像することも大切です。ここが醸造家の腕の見せ所。

畑へ
畑へ

その後、さらに別のタンクサンプルを試飲し、息つく間もなく畑を視察。
ここはスターレーンで最も標高の高い区画。

西方から風が強く吹き抜ける区画です。そのために小ぶりで凝縮したブドウが生まれるんですね。
この一帯はボルドー品種にとって非常に適した産地であることから、2009年に新しく「ハッピー・キャニオン・オブ・サンタバーバラAVA」として認められています。

試飲、試飲、試飲。。。
試飲、試飲、試飲。。。

コテージに戻ってもまだまだ試飲は続きます・・・。

もちろんディナーの際も、スターレーンとディアバーグの古酒をしっかり頂きました!

3日目 ~早朝から収穫見学!~
3日目 ~早朝から収穫見学!~

ワイナリーでの最終日は、早朝から畑の収穫見学。
この日は夜間収穫が行われており、皆さん夜中の2時(!)から手摘みで収穫を行っていました。

実は前夜に「2時まで起きて一緒に収穫行く?」と有難くもオファーを頂いたのですが、時差ボケとハードスケジュールですでにフラフラな私たち・・・さすがに断念しました。

今年は収穫が例年より3週間ほど早く、すでにほぼ全ての区画で収穫が終了していました。
この日に収穫していたのは、他社に販売するブドウたちです。


早朝はまだ冷え込みます。
10月上旬のこの時期、朝方の気温は12℃程。しかし日中には気温が30℃以上に上がります。この寒暖差もブドウに凝縮感を与えてくれるんですね。
そして夜間の冷えた時間に収穫することで、ブドウを傷めずに醸造所まで運ぶことができるんです。


到着した時はまだ月が見えていました。

30分もすると太陽が昇り、一帯の畑を照らし出します。幻想的な光景でした。

丘陵地帯のため、区画によって日の当たり方や日光を浴びる時間帯もそれぞれ異なります。

出発前に最後の試飲を終えて、ようやくワイナリーを後にしました。

それにしてもこの3日間、ずっと飲みっぱなし・・いえいえ、試飲しっぱなしでした(汗)

次のページでは訪問記のおまけをお伝えいたします♪

おまけ①

ワイナリーの中でこんなものを見つけました。

2012年のG8首脳会議の晩餐ディナー時のメニュー。
そこで、ディアバーグがアメリカ産シラーの代表として首脳陣にサービスされたのです!

おまけ②
おまけ②

ロサンゼルス空港への帰途、ビバリーヒルズに立ち寄りました。(ミーハー)

お洒落なワインショップのレセプションパーティで出会ったのは、

ブルゴーニュのクロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌのオーナー、
ジョルダン・アンドリューさん!

ここにワインショップをオープンさせたそうです。
ロサンゼルスに行かれる際は立ち寄ってみてください♪

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公開日 :
2014/10/30
更新日 :
2014/10/30
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