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ピノ・グリ
Pinot Gris(仏)
ブドウ品種 -
世界各地で造られる、皮がピンクがかった白ブドウ品種。
グリ(=灰色)と言われるように、皮は灰色がかったピンク色の、フランス、ブルゴーニュが原産の品種で、ピノ・ノワールの変異種と言われている。
多くの産地では、スモーキーな香りが感じられ、比較的軽めの酸のあるタイプが造られる事が多いが、アルザスなど産地によっては糖度が上がり、アルコールのしっかりしたフルボディのワインが造られる事もある。
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ワンポイント!
アルザスは比較的乾燥した産地で、凝縮したブドウが育つことが多いこともあり、ここでのピノ・グリは遅摘みによるパスリヤージュ(樹上乾燥)や貴腐ブドウから、『ヴァンダンジュ・タルディヴ』や『セレクション・ド・グラン・ノーブル』が造られる。
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別名
グラウアー・ブルグンダー Grauer Burgunder(オーストリア、スイス),グラウブルグンダー Grauburgunder(ドイツ、オーストリア),ルーレンダー Rulander(ドイツ、オーストリア、スイス)Malvoisie(スイス),ピノ・グリージョ Pinot Grigio(イタリア),スルケバラート Szurkebarat(ハンガリー),シヴィ・ピノ Sivi Pinot(スロヴェニア),ピノ・シヴィ Pino Sivi(クロアチア)
類似表現
ピノグリ
更新日
2019-06-25