-
フェテアスカ・ネアグラ
Feteasca Neagra
ブドウ品種 -
黒ブドウ品種の名前で、ルーマニア、モルドヴァ、ハンガリーを中心に栽培されており、高品質のワインが期待されている品種。
ルーマニア語で、『黒い乙女』という意味で、モルドヴァ公国が原産で、その歴史は古く3000年以上と言われている。
果実は大きめで、円柱-円錐型の房を付ける。粒は丸く高密度で、果皮は黒みがかった赤味のある紫。樹勢が強く、霜や干ばつ、腐敗に強い。糖度はやや高めの230-240g/Lで、しっかりとした酸もある。スパイスやフルーツの香りが特徴的。タンニンが多く厚みがあり、樽との相性も良く、熟成に向く。
-
ワンポイント!
ルーマニアでの栽培は増加傾向にあり、栽培面積は2665ha(2017年時点)。モルドヴァではソ連時代にはほぼ絶滅していたが、栽培面積が増加傾向で、235ha。
-
類似表現
フェテアスカネグラ,フェテャスカ・ニャグラ
関連ワード
ルーマニア、モルドヴァ
更新日
2021-07-08