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フェテアスカ・レガーラ
Feteasca Regala
ブドウ品種 -
白ブドウ品種の名前で、ルーマニア(特にトランシルヴァニア地方)、モルドヴァなどで栽培されている。
ルーマニア語で、『王家の乙女』という意味。1920年にトランシルヴァニア地方で初めて確認され、「フランクシャ」と「フェテアスカ・アルバ」の自然交配の結果だと言われている。
以前はフェテアスカ・アルバとフェテアスカ・レガーラが一緒に認識されて、「フェテアスカ」という名称で扱われていたが、現在では別々の品種と認識され、栽培されている。
アロマティックな品種。高い収量が特徴で、15-20t/haほど。霜には耐性はあるものの、カビには弱い面がある。白ブドウには珍しく、果皮にタンニンを多く含む。糖度は220g/Lまで上がることも。
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ワンポイント!
フェテアスカ・レガーラは、ルーマニアでは2017年時点で13834haと、一番多く栽培されており、国内消費用に残糖が少しあるワインが造られている。
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類似表現
フェテアスカレガラ,フェテアスカレガーラ,フェテアスカ・レガラ
関連ワード
ルーマニア、モルドヴァ
更新日
2021-07-08