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ルガーナ
Lugana(伊)
ワインの産地・名前 -
イタリア、ロンバルディア州とヴェネト州にまたがって所在するD.O.C.、また、そこで造られるワイン。ガルダ湖の南に広がる粘土質の土壌で造られ、フローラルな香りに、柑橘のアロマ、フレッシュな口当たりのスタイルの白が生産のほとんどを占めるが、一部、ボディのあるスペリオーレ、リゼルヴァも造られる。
10%以内で他の白ブドウが使えるが、トゥルビアーナ(=トレッビアーノ・ディ・ルガーナ)のみで造る生産者が多い。スペリオーレは1年以上、リゼルヴァは2年以上熟成が必要。スプマンテは瓶内二次醗酵とシャルマ方式、両方の方法が採用されている。
【使用品種:トゥルビアーナ(トレッビアーノ・ディ・ルガーナ)90%以上】 【タイプ:白、スペリオーレ、リゼルヴァ、スプマンテ、ヴァンデンミア・タルディーヴァ】 【認定年:1967年】
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ワンポイント!
産地の面積だけ見ると、7割近くがロンバルディア州に位置しているように見受けられるが、半数以上をヴェネト州で生産している。 余談だが、ルガーナの公式HPでは、『19世紀末、シャンパーニュの一団が瓶内二次醗酵のスパークリングを作ろうとしたが、生産量が少なく試みは成功しなかった(と記載した書籍あり)』と記載されており、普通生産者、生産者団体は、過去のマイナス的な面は極力書かないので、逆に好感を持ってしまったりする。
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類似表現
ルガナ
関連ワード
トゥルビアーナ、瓶内二次醗酵、シャルマ方式
更新日
2021-09-28