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タナ
Tannat(仏)
ブドウ品種 -
フランスの南西地方、ウルグアイで主に栽培されている黒ブドウ品種。タンニンが強く、色が濃く渋みの強いのが特徴。
ピレネーの麓が原産のブドウで、フランス、南西地方のマディランを造るのに主に使われていた品種だが、1870年代に移民によってバスク地方よりもたらされ、ウルグアイの気候にマッチした為、国を代表する品種となった。
マディランのタナは濃く渋みが特に強いのに対し、ウルグアイのタナは比較的タンニンが柔らかく、若いうちから飲みやすいタイプである。
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ワンポイント!
「タナ」は「タンニン」の語源になったことでも知られるほど渋みが強いため、美味しく楽しむためにはワインを長く熟成させなければならなかったが、マイクロオキシジェネーションで早くから柔らかなニュアンスをワインに与えることに成功した。
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別名
アリアゲ
関連ワード
マイクロオキシジェネーション、ウルグアイ、
更新日
2022-07-30