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【自然派ワイン-1】
自然派ワインとは?
by 株式会社モトックス
最終更新日:2013-07-12
フランスをはじめとするワイン生産国において、自然を大切にした農法を実践し、有機(オーガニック)ワインと呼ばれるワインを産み出す“自然派”の生産者が年々増加しています。
もともと、フランスのボージョレ、ブルゴーニュに端を発するといわれるこの流れは、現在では新世界諸国にまで浸透し、世界的な潮流になっています。
特にヘルシー志向の傾向が強まっている現代の日本などにおいては、この“自然派”“有機”“ビオ”といったキャッチコピーは受け入れられやすいようで、ここ数年ですっかりワイン市場におけるポジションを確立したように思われます。
「“今”という時代にぴったりのワイン」と言うことも出来ますが、もちろん、造り手達は時代の流れを追っているわけではありません。
ただ「良いワインを造りたい」という純粋な想いが行き着いた先・・・それが、“自然派”だったといえるでしょう。
それぞれに手法は違っても、生産者達の想いは一つ。「自然を大切にし、その土地その土地のテロワールを表現したワインを造りたい」ということ。
“自然派ワイン”をざっくりと定義するとしましたら、
「栽培においては化学物質をできるだけ使用せず」
「醸造では自然酵母にて発酵、酸化防止剤(SO2)を極力使用せず」
つくり出される、ブドウ本来の魅力、そして各産地のテロワールが表現された自然度の高いワイン
といったところでしょうか。
ただし、より厳しい規定のあるもの、緩やかなもの、諸々ありますので、この“自然派ワイン”について、当社にて取扱いのある主だったものにつきまして、その「農法」による分類を説明しつつ、次回より4回に分けてご紹介していきます。
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