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今年も解禁!ヌーヴォ 2011
ボージョレ・ヌーヴォって?
by 株式会社モトックス
最終更新日:2013-07-12
目次
ボージョレ」=地区名
「ヌーヴォ」=新しい
ボージョレ・ヌーヴォとは、簡単に言えばフランスの有名ワイン産地であるブルゴーニュ地方にあるボージョレ地区で出来た新酒のことを言います。
ブドウは秋に収穫されてワインになるのですが、ボージョレ・ヌーヴォはその年のブドウから出来てその年に楽しく飲めるよう、フレッシュで果実味豊かなワインになることが多いのです!
写真:ガメイがなければボージョレ・ヌーヴォは存在しなかった!
ボージョレ・ヌーヴォの品種である、「ガメイ」は現在ほとんどボージョレ地区で栽培されています。このガメイというのはボージョレ地区特有の土壌(粘土石灰質と花崗岩質)に最適の品種なのです。ガメイはフルーティで、アロマがすぐ現れ、若いうちに飲むのに適するワインです。新酒には特に適しているといわれます。ガメイがなければ、ボージョレ・ヌーヴォは存在しなかったのです!!
ボージョレ・ヌーヴォ解禁!!
写真:Le Beaujolais Nouveau est arrivé (ボージョレ・ヌーヴォ到着!)
世界共通、11月の第三木曜日がボージョレ・ヌーヴォの解禁日です!その日、フランス内外からボージョレ・ヌーヴォの解禁を祝うために人々がボージョレ地区に集まってきます!まさに、「ボージョレ・ヌーヴォ到着!」とばかりに今年の新酒を楽しんでいます。ボージョレではヌーヴォ解禁にあわせて、ボージョレ・マラソンや新人歌手祭典、大食祭など、いろんなお祭りが開かれます。そう、ボージョレ・ヌーヴォはどこでも誰でも楽しむことの出来るお祭り!ボージョレ・ヌーヴォ到着を祝うのに決められた方法はないのです。
解禁日について
写真:解禁日の歴史
1951年に、その年のワインは12月15日以降にしか販売できないと決まりましたが新酒に適しているボージョレを作る生産者がボージョレを早く販売したい!という申請をおこし、許可されます。それから15年間は解禁日が定められなかったのですが、1967年に解禁日を固定することとしボージョレ・ヌーヴォの解禁日が毎年11月15日午前0時と定められました。その後、1985年に新しい改定があり世界共通、11月の第三木曜日がボージョレ・ヌーヴォの解禁日として指定されることになりました。世界共通だからこそ「日、出ずる国」の日本は世界で一番早くにボージョレ・ヌーヴォを楽しめる国なのです!!
日本での楽しみ方 ステップ1
写真:まずは乾杯!!
まずは難しいことを考えないで、(新酒祝いついでに?)大切な方とのコミュニケーションに、ボージョレ・ヌーヴォで乾杯!!「ボージョレ・ヌーヴォ到着」を楽しみましょう!ヌーヴォの楽しみ方は人それぞれ。どんな国でもどんな文化でも、誰でもがどこでも楽しめるこのお祭りに乗っかりましょう!!
日本での楽しみ方 ステップ2
写真:生産者飲み比べ!
たくさんの生産者がボージョレ・ヌーヴォを作っています。つまり、「造り手の数だけボージョレ・ヌーヴォがある」のです!しっかりした味わい、フルーティな味わい、スパイシーな味わい、繊細な味わい、などなど。造り手さんの数だけいろんなタイプのボージョレ・ヌーヴォが存在します。いろんな人が造る、ボージョレ・ヌーヴォ。この機会にお気に入りの生産者を探してみよう!!どうせ飲むなら、お気に入りの生産者を見つけるのも粋じゃありませんか!?
ボージョレ・ヌーヴォだけじゃない!1
写真:ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォとは??
ボージョレ・ヌーヴォがボージョレ地区で出来た新酒であれば、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォはボージョレ地区の限られたエリアのみから出来た新酒です!ヴィラージュ・ヌーヴォは言わばワン・ランク上のヌーヴォなのです!
ボージョレ・ヌーヴォだけじゃない!2
写真:マコン・ヌーヴォとは??
ブルゴーニュには、マコンという地区があります。ボージョレのすぐ近くに位置するマコンでは、シャルドネから出来る白ワインで有名な地区で、ここでも新酒をつくっています!今や「白いヌーヴォ」としてボージョレ・ヌーヴォと並ぶ祝い酒として世界で楽しまれています。
ジャン・ド・ロレール(J.シャニュ)
厳選されたワインのみを使用する、お手頃かつ贅沢なボージョレ・ヌーヴォの生産者
こんにちは、J.シャニュのシリル・ジガレルです。
今年皆さんのもとに届く2011年ヴィンテージのレポートをしますと、 2009年,2010年も良い年でありましたが、特に2011年に関しては、2009年以上に 深い色調であり、非常に満足をしています。アルコール醗酵、マロ・ラクティック醗酵 ともに順調に進み、完成を待つばかりです。
2011年の素晴らしいヴィンテージを、解禁日に存分にお楽しみ下さい!!
【生育、収穫、リリース前の詳しいレポートはこちらから】
2011 ヌーヴォ レポート①生育編のJ.シャニュのページ
2011 ヌーヴォ レポート②収穫編のJ.シャニュのページ
2011 ヌーヴォ レポート③最終編のJ.シャニュのページ
ポール・ボーデ
毎年安定的に「華やかかつ飲み応えのある、エレガントなヌーヴォ」を造り出す信頼の生産者
こんにちは、ポール・ボーデの醸造担当のフレデリック・メニエです。
2011年のボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォですが、気候が例外的でした。 7月まで非常に暑い日が続き、乾燥していましたが、その後雨が降り、少し涼しく なったものの、最終的に収穫は例年よりも早い時期である8月24日に開始されました。 何もかもが例外的に進んだヴィンテージとも言えるでしょう。
今年のヴィンテージはとても美しい色合いで、深みのある香りです。
特にタンニンがシルキーで口当たりが良く、非常に肉付きがいい味わいに仕上がっています。
皆さんにとても喜んでいただける味わいとなることでしょう。ぜひお楽しみ下さい!!
【生育、収穫、リリース前の詳しいレポートはこちらから】
2011 ヌーヴォ レポート①生育編のPボーデのページ
2011 ヌーヴォ レポート②収穫編のPボーデのページ
2011 ヌーヴォ レポート③最終編のPボーデのページ
シャトー・デ・マラドレ
10haの自社畑ブドウのみを使用してつくられる、限定生産の元詰めヌーヴォ生産者。豊かな凝縮感と、アロマティックでエレガントな余韻が魅力的
シャトー・デ・マラドレへようこそ!
私は今ボージョレ・ヴィラージュの畑に立っています。
2011年の収穫はとても素晴らしかったです。非常に天候に恵まれたおかげで、 ワインの色調は非常に濃く、赤果実やブラックベリーやカシスといった黒果実 のような香りが感じられます。品質、量ともに非常にバランスが取れています。
どうぞお楽しみ下さい。さあ皆さん、乾杯!!
【生育、収穫、リリース前の詳しいレポートはこちらから】
2011 ヌーヴォ レポート①生育編のマラドレのページ
2011 ヌーヴォ レポート②収穫編のマラドレのページ
2011 ヌーヴォ レポート③最終編のマラドレのページ
ドメーヌ・リュエ
ボージョレ屈指の銘醸ドメーヌ。「自然環境を大切にした栽培・醸造」を進める自然派の団体、「テラ・ヴィティス」の規定に沿ってワイン造りを行う、品質重視の生産者
こんにちは、ドメーヌ・リュエです。
収穫が終わってからのお話をしましょう。
8月の下旬に収穫を終えたわけですが、とても状態がよく、素晴らしい収穫を行う ことができました。今回のロゼ・ヌーヴォに関しては、ご覧頂いているように、 とても透明感のある美しい色合いで、醗酵が終わった現在は黄桃のような香りがあり、 味わいにも凝縮感があります。とても期待のできるヴィンテージです。
それでは、リュエのロゼ・ヌーヴォをぜひお楽しみ下さい!!
【生育、収穫、リリース前の詳しいレポートはこちらから】
2011 ヌーヴォ レポート①生育編のリュエのページ
2011 ヌーヴォ レポート③最終編のリュエのページ
ヴィニュロン・デ・テール・セクレット
「テール・セクレット」とは、「秘密の土地」という意味。「高品質+安定供給」をモットーに、それを体現するマンパワーの集合体
こんにちは。テール・セクレット社の醸造家のオリヴィエ・デュフォセです。
収穫されたブドウは、16℃の温度管理の下、16日間の醗酵を経て、本日清澄を行いました。
この後は冷却して品質を安定させ、10月21日にボトリング予定です。
解禁日に私たちのワインをお楽しみ下さい!!
【生育、収穫、リリース前の詳しいレポートはこちらから】
2011 ヌーヴォ レポート①生育編のテール・セクレットのページ
2011 ヌーヴォ レポート②収穫編のテール・セクレットのページ
2011 ヌーヴォ レポート③最終編のテール・セクレットのページ
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