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エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使ったレシピ
4種類のオリーブオイルとそのレシピをご紹介♪
by 株式会社モトックス
最終更新日:2014-07-18
目次
- .エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使ったレシピ
- .まずは、チリの「ソル・デル・リマリ エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」
- .カプレーゼ
- .アボカドとスモークサーモンの冷製パスタ
- .おすすめポイント☆
- .続いて、スペイン「パゴ・デ・バルデクエバス エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」
- .鯵のカルパッチョ
- .焼き砂肝と豆苗のごま塩サラダ
- .生ししとうとツナのマリネ
- .おすすめポイント☆
- .次は、トスカーナ「サルストリ オーガニック エクストラ ・ヴァージン・オリーブオイル」
- .帆立のカルパッチョ
- .ささみの和風カルパッチョ
- .にんじんとツナとオリーブのサラダ
- .おすすめポイント☆
- .最後は、トスカーナのグラーティが造る「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」
- .ローストビーフのサラダ
- .かつおの塩たたき ルッコラとセロリのマリネ
- .おすすめポイント☆
- .最後に
- .レシピ作成者
エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使ったレシピ
最近、健康や美容にも良いと話題のオリーブオイルですが、オリーブの品種や生産国によって特徴・味わいは様々。
今回は、オリーブオイル最高峰「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」を4種類ご紹介し、それぞれ特徴にあったレシピをフードコーディネーターの大橋みちこさんからご紹介いただきます!
まずは、チリの「ソル・デル・リマリ エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」
アーティチョーク、ルッコラ、青りんごの香りを持ち、ハーブの香りも広がるピリッとした刺激のあるオリーブオイル。程よい苦味も心地よいグレートバリューな1本です。
【産地】チリ コキンボ
【品種】アルベキーナ/フラントイオ/コラティーナ
こちらを使ったレシピを2つご紹介♪
カプレーゼ
【材料 2人分】
モッツァレラチーズ 1個(約100g)
フルーツトマト 2〜3個
バジル 約12枚
塩 適量
オリーブオイル 適量
【作り方】
① モッツァレラチーズを7〜8の厚さに切る。同様にトマトも同じ厚さに切る。
② お皿に、モッツァレラチーズとトマトとバジルを交互に盛りつけ、塩をふり、オリーブオイルをまわしかける。
アボカドとスモークサーモンの冷製パスタ
【材料 2人分】
カッペリーニ 約120g
アボカド 1個
スモークサーモン 60g
ケッパー 小さじ1
レモン果汁 小さじ1+小さじ1
オリーブオイル 大さじ1と1/2
塩 小さじ1/4〜1/3
胡椒 適量
【作り方】
① アボカドは種を取り、半分は1cm角に切り、半分はペースト状にする。それぞれを別の器に入れて、レモン果汁を小さじ1ずつまぶしておく。スモークサーモンは2cm角くらいの大きさに切る。ケッパーは粗く刻む。
② カッペーリーニを茹で始める。表示より1分長くゆでる。
③ パスタをゆでている間に、ボウルにアボカドのペースト状の方と、スモークサーモン、ケッパー、塩、オリーブオイルを入れて軽く和える。(スモークサーモンによって塩気が違うので、味見して調整する。)
④ パスタがゆであがったら、氷水で洗って、水気を良くきり、③のボウルに入れて和える。だいたい和えたら、アボカドの角切りの方も加えて軽く和えて、胡椒をふる。最後にオリーブオイル(分量外)を少しまわしかける。
おすすめポイント☆
フレッシュでマイルドなので、比較的何でも合う使いやすいのが、「ソル・デル・リマリ エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」です。シンプルなお料理との相性が抜群なので、ぜひお試しください♪
次ページではスペインのオリーブオイルをご紹介☆
続いて、スペイン「パゴ・デ・バルデクエバス エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」
最高級エクストラヴァージンオリーブオイルに特化し8年の歳月をかけて造り出した本場スペインのオリーブオイル。緑色に象徴されるフレッシュさがこのオイルの命です。
【産地】スペイン カスティーリャ・イ・レオン
【品種】アルベキーナ
3つのレシピをご紹介いたします。
鯵のカルパッチョ
【材料 2人分】
鯵 1尾(三枚おろしで約120g)
塩 小さじ1/3
オリーブオイル 大さじ1+少々
バルサミコ酢 大さじ1/2
レモン果汁 大さじ1/2
にんにく 1/2片
醤油 小さじ1/2
ルッコラ 適量
胡椒 適量
【作り方】
① 鯵は3枚におろし、皮をはいで、そぎ切りにする。塩をまぶし。3〜4分置く。ルッコラは2〜3cmの長さに切る。ニンニクはみじん切りにし、醤油をまぶしておく。
② ①の鯵にオリーブオイル大さじ1、バルサミコ酢、レモン果汁を和える。
③ ②の鯵をお皿に並べ、①のにんにくをちらし、②の漬け汁が余っていればまわしかける。ルッコラをのせて、最後にオリーブオイルを少々まわしかけて、胡椒をふる。
焼き砂肝と豆苗のごま塩サラダ
【材料 3〜4人分】
砂肝 150g
豆苗 一袋
オリーブオイル 大さじ1(サラダ油でもOK)
[ドレッシング]
オリーブオイル 大さじ2
レモン汁 大さじ1
おろしにんにく 1/2片分
塩 小さじ1/4
胡椒 好きなだけ
【作り方】
① 砂肝はそぎ切りにする。豆苗は根元を落として、洗い、長さを3等分する。[ドレッシング]の材料を混ぜておく。
② フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、砂肝を並べ、中火で焼く。焼き色がついたら裏返して、両面焼き、軽く塩こしょう(分量外)して取り出す。
③ ①の豆苗とドレッシングをボウルに入れて和え、器に盛って、上に砂肝をのせる。
生ししとうとツナのマリネ
【材料 2〜3人分】
ししとう 約12本
ツナ缶 1個
ナンプラー 小さじ1(あれば、なければ醤油でOK)
醤油 小さじ1
レモン汁 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
こしょう 適量
【作り方】
① ししとうはヘタと種を取り、食べやすい大きさのざく切りにする。ボウルにししとうを入れ、ナンプラー、醤油、レモン汁を和え、10分置く。
② ツナ缶の油をきり、①に混ぜ、オリーブオイルを加えて和え、器に盛って、こしょうをたっぷりふる。
おすすめポイント☆
フレッシュ&フルーティでスパイシーさのあるパゴデバルデクエバスは、青魚の臭みを上手くカバーしてくれ、鶏肉や豚肉など白身の肉では旨みを引き立ててくれます♪
次ページではイタリアのオリーブオイルをご紹介☆
次は、トスカーナ「サルストリ オーガニック エクストラ ・ヴァージン・オリーブオイル」
アーティチョーク、生のアーモンド、シトラス系のアロマが豊かに香る。まろやかな口当たりと辛味のアクセント、アフターに感じる苦味とスパイシーさが口中を引き締めてくれるオイルです。
【産地】イタリア トスカーナ
【品種】フラントイオ
オイルのフルーティーさを生かした、3つのレシピをご紹介。
帆立のカルパッチョ
【材料 2〜3人分】
帆立貝柱(刺身用) 6個
塩 小さじ1/2
レモン果汁 小さじ1と1/2
オリーブオイル 小さじ4
おろしにんにく 少々
パルメザンチーズ 適量
ディル 2本
胡椒 適量
【作り方】
① 帆立貝柱は1個を2〜3枚のそぎ切りにして、ボウルに入れ塩をまぶし10分置く。
② ①の帆立にレモン果汁、オリーブオイル、おろしにんにくを加えて更に10分置く。
③ ②の帆立をお皿に並べ、ディルを刻んで全体に散らす。パルメザンチーズを削ってちらし、帆立を漬けておいたオイルをまわしかけて、胡椒をふる。
ささみの和風カルパッチョ
【材料 2〜3人分】
ささみ 3本(約200g)
酒 大さじ1
塩 少々
片栗粉 大さじ1
みょうが 2個
万能ネギ 1〜2本
大葉 6枚
[ドレッシング]
オリーブオイル 大さじ3
醤油 大さじ2
酢 大さじ2
おろししょうが 1/2片分
【作り方】
① ささみは筋を取ってそぎ切りにし、片栗粉をまぶす。鍋に湯を沸かし、酒と塩少々を加え、ささみを入れてゆでる(約1分)。火が通ったら、ざるにあげ、水でさっと洗って冷蔵庫で冷やす。
② みょうが、万能ネギは小口切りにする。大葉は千切りにする。[ドレッシング]の材料を混ぜる。
③ お皿にささみを並べ、ネギ、大葉、みょうがをのせて、ドレッシングをまわしかける。
にんじんとツナとオリーブのサラダ
【材料 2〜3人分】
にんじん 1本
ツナ缶 1個
オリーブオイル 大さじ1/2
オリーブ 7〜8粒(種抜きが便利)
パセリ 大さじ1(みじん切り
[ドレッシング]
おろしにんにく 少々
オリーブオイル 大さじ1
白ワインビネガー 小さじ2(なければ、赤ワインビネガーや酢でもOK)
塩 小さじ1/2
こしょう たっぷり
【作り方】
① にんじんは皮をむき、斜め薄切りにしてから千切りにする。塩をまぶして10分置く。オリーブは4〜5枚の輪切りにする。
② ツナ缶の油を切り、器に入れ、オリーブオイル大さじ1/2を和えておく。[ドレッシング]の材料を混ぜておく。
③ ボウルに、人参、ツナ(オリーブオイルごと)、オリーブ、パセリを入れて軽く混ぜてから、②のドレッシングを加えて和える。
おすすめポイント☆
フルーティーな香りが強く、ジューシーで瑞々しいサルストリは、にんじんや新タマネギ、キャベツ、レタスなど甘みのある野菜にマッチ。また、淡白な白身の肉の旨みも引き出してくれます。
次ページではもう少しインパクトのあるイタリアのオリーブオイルをご紹介☆
最後は、トスカーナのグラーティが造る「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」
透明感の高い深緑。鼻腔をピリピリと刺激するスパイス感。青リンゴや洋ナシ、マンゴーなど、熟したフルーツの豊かな香りとともに、芝のような清涼感があります。
【産地】イタリア トスカーナ
【品種】フラントイオ/モライオーロ/ペンドリーノ
インパクト大のグラーティを生かしたレシピを2つご紹介します。
ローストビーフのサラダ
【材料 2人分】
ローストビーフ 80g(スライス)
クレソン 一束
ルッコラ 一袋
オリーブオイル 適量
[ドレッシング]
オリーブオイル 大さじ2
レモン果汁 大さじ1
おろしにんにく 少々
塩 小さじ1/4
醤油 小さじ2
胡椒 適量
【作り方】
① クレソンとルッコラは4cmの長さに切る。ローストビーフは大きければ食べやすい大きさに切る。
② ボウルに[ドレッシング]の材料を入れて混ぜ合わせ、①のルッコラとクレソンを加えて和える。
③ 器に②の野菜を盛り、その上にローストビーフをのせる。トーストビーフの上にオリーブオイル(適量)をまわしかける。
かつおの塩たたき ルッコラとセロリのマリネ
【材料 4人分】
かつお 約300g(さく)
塩 小さじ1/2
こしょう 適量
サラダ油 大さじ1(オリーブオイルでもOK)
オリーブオイル 大さじ2
ルッコラ 1袋
セロリ 1本
[マリネ用]
オリーブオイル 大さじ2
レモン果汁 大さじ1
バルサミコ酢 大さじ1
醤油 小さじ2
おろしにんにく 1/2片分(チューブのものでもOK)
塩 ふたつまみ
こしょう 適量
【作り方】
① かつおはさくのまま塩胡椒をまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、中火にして、かつおの表面をさっと焼く。あら熱が取れたら、7〜8mmの厚さに切り、お皿に盛る。
② ルッコラは4cmの長さに、セロリは茎の部分の筋を取り、斜め薄切りにする。
③ ①のかつおにオリーブオイル大さじ2をまわしかける。ボウルに、[マリネ用の]オリーブオイル、レモン果汁、バルサミコ酢、醤油、おろしにんにく、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせ、そこにルッコラ、セロリを入れて和え、かつおの上にのせる。
おすすめポイント☆
ハーブやスパイス香などインパクトが強いグラーティは、赤身のしっかりしたお肉に負けません。ルッコラやクレソンなど辛味のある野菜とも相性がいいです。
最後に
4種類の「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」の特徴、それぞれに合うレシピをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
フレッシュさが命の「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」は基本的に火に通さず「かける」「あえる」などの調理法が向いています。
今回ご紹介したオリーブオイルの特徴を生かしたレシピは、どれも簡単にできますので、ぜひお試しください♪
レシピ作成者
ワイン好きの料理研究家。日々、日本の食材、旬の食材でワインに合うおつまみレシピを考案。
定番のものから、え!?これがワインに!?というのもまで家で簡単にできるおつまみをご紹介します。
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