イタリア 新酒ノヴェッロ 2014 生育レポート 第三弾!!

2014年の作柄をご紹介いたします!

by 株式会社モトックス

最終更新日:2014-10-07

今回は現地の2つのワイナリーより届いた収穫のレポートをお届けします!!

まずは中部トスカーナ州 『グレヴェペーザ社』より!!
まずは中部トスカーナ州 『グレヴェペーザ社』より!!

イタリアを代表するブドウ品種のひとつ、サンジョヴェーゼ。

グレヴェペーザはそのサンジョヴェーゼ100%でノヴェッロを造っており、
フレッシュ&フルーティなノヴェッロは毎年大人気です!

9月の後半は、一部の地域で時々雨が降ったくらいで、残りの地域では概ね晴れの日が続きました。気温も、この時期の例年の平均気温まで上がりました。

メルローやシラーと同時期にノヴェッロに使われるサンジョヴェーゼ種の収穫を開始しました。収穫したブドウの糖度は完璧な状態で、昨年と同じようなレベルとなりました。

現在も良好な天候は続いており、予報でもしばらく続くと見られており、より完熟したブドウを選別しての収穫が続いています。

写真の機械は、今年新しく導入されたロボットアームです。これは、収穫されてきた荷台のブドウからサンプルのジュースを取り出し、即座に糖度を測ることが出来る最新の機械です。

お次は南部プーリア州 『コンティ・ゼッカ社』より!!
 お次は南部プーリア州 『コンティ・ゼッカ社』より!!

コンティ・ゼッカのノヴェッロは、土着品種であるネグロアマーロ主体で造られています。

果実味がギュッとつまった、ボリューム感たっぷりのノヴェッロ!

2014ヴィンテージの最大の特徴は、冬期に非常に降雨量が多く、気温も例年よりも低かったということです。そして過去50年で最も雨の多い年でした。

しかし、春には天候が回復し、我々の地区、レッチェでは、6月末から8月末まで全く雨が降らず、陽光溢れる、素晴らしい天候が続きました。
9月に入ると例年に比べ温度は下がり、時折雨が振りましたが、それ以外は良い天候が続き、安定した収穫作業を行うことができました。

昨年に比べると収穫量は少し減少しました。ネグロアマーロの収穫は9月15日にスタート(昨年は12日)しました。

ブドウの収穫は手摘みと機械収穫の両方を使い分けています。手摘みは朝6時から11時まで。収穫機は早朝3時から10時まで作業をします。収穫期にはおよそ30人が畑に出ています。

収穫されたブドウは病害にもあわず、色の濃さ、粒のサイズも大変良好で、健康そのものですが、糖度は平均値に比べ、やや低くなっています。
故に, 出来上がるワインのアルコール度数は若干低くはなりますが、酸度は高め、果実の香りはより活き活きとし、口中ではフレッシュ感に溢れると言ったような今年のノヴェッロになると思います。

いよいよ今月末には解禁!

さて、いよいよ今月末には今年のノヴェッロをみなさまのところへお届けすることができます!
今から楽しみですね♪
次回は現地からの出来たてのノヴェッロの最新情報をお届けする予定です!
お楽しみに!!

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公開日 :
2014/10/07
更新日 :
2014/10/07
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