ボージョレ・ヌーヴォ2014 現地レポート「解禁直前編」

by 株式会社モトックス

最終更新日:2014-11-13

いよいよ来週解禁!
いよいよ来週解禁!

来週はついにボージョレ・ヌーヴォが解禁!

本日は「解禁直前編」と銘打ち、
現地で出来上がったばかりの新酒についてレポートしていきたいと思います!

さてさて、今年のヌーヴォは出来栄えどうなんでしょうか!?

(現地スタッフの中原が生産者を訪問、直接取材してまいりました!)
※※2014年のボージョレ・ヌーヴォ解禁日は11/20(木)です※※

(1)ジャン・ド・ロレール
(1)ジャン・ド・ロレール

ずらりと並んだ出来たてのヌーヴォたち。

大きなワイナリーともなると、試飲するサンプルだけでもかなりの数になり、中々に大変な作業なんです。

それでも、出来上がったばかりのワインをテイスティングするのは大きな喜びですし、
何より今年のヌーヴォの出来は素晴らしかったため、今年はこの作業は一段と楽しかったとか。

そして!

今年のジャン・ド・ロレールがこちら!

ジャン・ド・ロレールの輸出部長曰く「星条旗みたいな・・・」

いえ!これはフランスが誇るトリコロールです!
なかなかに凝縮感がありそうな色合いですね。
赤いフルーツの果実感が口いっぱいに広がる素晴らしい出来です。

それでは生産者の方からのメッセージをどうぞ!

(2)ポール・ボーデ
(2)ポール・ボーデ

収穫も無事終わり、ブドウ畑は秋一色となっています。
ポール・ボーデの畑に凛と立つ大きな1本の樹が印象的。

さて、いよいよ今年のヌーヴォとご対面です!

今年のラベルはカラフルでとにかく可愛い!!!

クリスマス前の一大イベント、ボージョレ・ヌーヴォにぴったりのデザインですね!

ワインそのものもまるでイチゴをそのまま噛み砕いているかのような素晴らしい出来栄え。
ヌーヴォならではのジューシーな果実味を存分に味わえます。

それでは生産者の方からのメッセージをどうぞ!

(3)シャトー・デ・マラドレ
(3)シャトー・デ・マラドレ

続いてはボージョレでも南に位置するマラドレです。

収穫が終わりヌーヴォの醸造も終わっていますが、畑には例年のようにちらほらと
「第二世代(結実の時期がずれてしまっている)」のブドウたちが残っていますね。

こちらは醸造家のパトリックさん(左)とブリュノさん(右)。

ブリュノさんの方は初対面です。

ふたりはタッグを組んでマラドレの醸造を担当しており、収穫のタイミングや醸造面でのテクニックのことなど、ふたりで相談してワイン造りをしているそうです。

そうして出来上がったのが・・・

こちら!

かなり力強いスタイルを連想させるワインの色合いですね。

口に含むと、これぞまさにマラドレ!というような完熟イチゴの爆発的なアロマ!

これだけインパクトのあるアロマはあまりないので、マラドレは目をつぶってても分かっちゃいます。

では生産者の方からのメッセージをどうぞ!

(4)ドメーヌ・リュエ
(4)ドメーヌ・リュエ

リュエに着くと、早速若き造り手ダヴィッドさんが完成したヌーヴォのボトルを手に出迎えくれました。

こちらが2014年産のドメーヌ・リュエ ボージョレ・ヌーヴォ!
実は今年から新しいラベルデザインに生まれ変わっています。

外で見ると色が良く分かりますね。非常に健康的な色合いをしています。

早速試飲をしてみましょう。

ロゼから。とても綺麗なサーモンピンクです。
トップにあがってくるのはラズベリーのような香り!

赤スグリをイメージするような酸味とのバランスがとても素晴らしく、食前酒にきりっと冷やして飲みたい、そんな味わいになっています!

赤はこちら。

まるで木イチゴなどの小さな赤果実のバスケットを抱えているような香り。
質感も滑らかで、やはりワンランク上の味わいです。

これは日本に着くころにはもっと良くなっていそうです。お楽しみに!

それでは最後に生産者からのメッセージをどうぞ。

(5)ドメーヌ・デュ・ヴィスー
(5)ドメーヌ・デュ・ヴィスー

さあ!いよいよ最後のドメーヌ、「ドメーヌ・デュ・ヴィスー」にやってまいりました!

取材当日はちょうど日本向けに商品が出荷されるところ。
ドメーヌも慌ただしく準備をしています。

ワインってこんな風に出荷され、日本に届くんですね~。

でました!

「ボージョレ希望の光」とNYタイムズ誌で紹介された男、
ピエール=マリー・シェルメット氏!

最初はこの季節なのでパーカーを羽織っていた彼もカメラを向けるとこの通り。

ボージョレ愛を感じます。

(ちなみに去年もらったこのTシャツを私が着ていないのが彼にバレました。。。)

ドメーヌのこんな場所でテイスティングを始めます。

グリオットはまさにその名の通りグリオット=さくらんぼのようなチャーミングな果実感。

古木の区画から造られる上級ヌーヴォのヴィエイユ・ヴィーニュはさらにそれにストラクチャーが加わって、とっても美味しゅうございました!

多くは語らずとも、このお顔をご覧ください。

ね、美味しそうでしょ!

来週には日本にもこんな顔がたくさん見られることを祈っております。

それではシェルメットさんからのメッセージをどうぞ!

2014年は期待大です!

以上、今年のボージョレ・ヌーヴォ現地レポートをお届け致しました!

また来年もお楽しみに!

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公開日 :
2014/11/13
更新日 :
2014/11/13
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