フランス ボルドー

シャトー・ボレール

注目の銘醸地マコー地区で、シャトー・ベルヴューのオーナーが造るワイン

プティ・ヴェルドー40%という、ボルドーにしては珍しく高い比率

プティ・ヴェルドー40%という、ボルドーにしては珍しく高い比率

こちらのシャトーの一番の特徴は、プティ・ヴェルドーの比率の高さです。栽培面積約5.3haの内、40%がプティ・ヴェルドー!35%がメルロー、25%がカベルネ・ソーヴィニヨンという内訳になっています。しかも、このプティ・ヴェルドー、樹齢85年のものもある程です。左岸の土壌にあった品種、プティ・ヴェルドーですが、通常熟すのに時間がかかるため、完熟するのが難しい品種です。しかし、マコー地区は比較的温暖な気候のためしっかりと完熟できるので、プティ・ヴェルドーに適した土壌といえます。

マルゴー村の隣、マコー

マルゴー村の隣、マコー

シャトー・カントメルル、シャトー・ジスクールに囲まれたマコー地区。南の地区なので、ブドウが早めに完熟し、ソフトなタンニン、フルーティーなアロマが特徴です。特にシャトー・ボレールはガロンヌ川まで100メートル程という水はけの良い絶好のロケーション。ガロンヌ川の中州のすぐ近くなので、名前の由来にもなっています。

ボレールという名前の由来は、「島の先端」(ボー・ド・リール)という意味です

ボレールという名前の由来は、「島の先端」(ボー・ド・リール)という意味です

ガロンヌ川の中州のすぐ近くなので、ボレールというシャトーの名前の由来にもなっています。Bout de l’Ile (ボー・ド・リール)= 島の先端

元銀行家のヴァンサン・ムリエス氏が、大幅な投資を行い現在高い評価を得ています

元銀行家のヴァンサン・ムリエス氏が、大幅な投資を行い現在高い評価を得ています

写真:前オーナー醸造家 故ヴァンサン・ムリエス氏

前オーナーの故ヴァンサン・ムリエス氏はロンドンとアメリカで活躍した元銀行家 で、このマコーの地に、他に、ACオー・メドックの二つのシャトー(Chateau Belle-Vue、Chateau de Gironville)を所有していました。2003年にデュポ家からシャトー・ボレールを購入し、大幅に投資を行いました。2006年にセラーやシャトーの建て替えを行い、ステンレスタンク、除梗機など醸造設備も一新。それに伴って、近年シャトーの評価もぐんぐん上がってきていましたが、志半ばでこの世を去ってしまいました。その後は家族がシャトーを運営しています。

ワイン・アドヴォケイト89-92点の高評価!

2006年ヴィンテージ: ワイン・アドヴォケイト88点
              ワイン・アドヴォケイト2009年2月号では、ロバート・パーカー氏により
              『スリーパー・オブ・ザ・ビンテージ、掘り出し物のボルドー』と評価される
              ジャパン・ワイン・チャレンジ2008銅賞

2007年ヴィンテージ : ワイン・アドヴォケイト89-92点

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公開日 :
2012/12/11
更新日 :
2012/12/11

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