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2011 ヌーヴォ レポート【最終編】 2/5
ポール・ボーデ

ポール・ボーデ社では

ポール・ボーデ社では除梗100%。これは、フルーティで果実味をしっかりと感じられるスタイルを作るために行っています。ボージョレ地区では比較的規模の大きい会社で、徹底した品質管理を行っています。

エノロゴ登場!


フレデリック・メニェ氏

さて、厳しく手摘みで収穫され、しかも完全に除梗されたブドウは醸造されてワインへと変化するわけですが、その品質を左右するのは、もちろんブドウの品質。しかし、同時に醸造を行うエノロゴの手にもかかっているのです!そのエノロゴがこちらの方、フレデリック・メニェ氏!彼はボージョレ地区の300社以上のワインの醸造に関わる人物で、売れっ子エノロゴなんです!そんな彼が今回取材を受けてくれました。

こちらがポール・ボーデのヌーヴォ


試飲サンプルが用意されています

色・・・今年はかなり濃いです。もちろん生産者によってスタイルは異なりますが、全体的に色は濃い目。フレデリック・メニェ氏はシャトー・デ・マラドレのコンサルタントも行っており、その試飲サンプルとも比較しました。マラドレは香りが爆発的で直球なのに対し、ポール・ボーデは少し控えめ。口に含んだ味わいは、ポール・ボーデならではのまろやかさや繊細さを感じられる仕上がりに。出荷まであと数週間、じっくりとタンクで待つことになります!こちらもお楽しみに!

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