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生産者の食卓 vol.1
生産者ローガンの食卓風景♪
by 株式会社モトックス
最終更新日:2015-06-10
目次

生産者の食卓 Vol.1

世界中にいるワイン生産者。彼らは普段、どんな食事とワインを合わせているのでしょうか。どのようなシーンでワインを楽しんでいるのでしょうか。

そんな、ふとした疑問を解決すべく「生産者の食卓」と題しまして、実際にワイナリーの方にインタビューをしてみました♪♪
Logan Wines

『ローガン・ワインズ』
記念すべき第一弾は、オーストラリアからエレガントなワインを産み出す「ローガン・ワインズ」!!!
オーストラリア

オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州。シドニーから西へ300km、ブルーマウンテンを越えた先のセントラルレンジスにある家族経営のワイナリー。
標高が高く冷涼な、マジー地区とオレンジ地区で、彼らはワイン造りを行っています。
Mudgee マジー地区

アボリジニ語で「丘の中の巣」を意味するマジー地区。オーストラリアで最も古い産地のひとつで、オーストラリアで初めてシャルドネが栽培された産地です。
標高は450~600m、気候はマイルドで涼しい夜が特徴です。
Orange オレンジ地区

オレンジ地区は、リンゴの栽培で有名な地域。(オレンジの栽培ではありません!)
オーストラリアで最も標高が高く、800~1,100mの地で栽培を行っています。気候は冷涼で滅多に30度を上回らず、ぶどうの生育期は夜間非常に冷え込みます。
ローガンが栽培を行っているのは死火山であるMt.Canobolasで土壌は深い火山質土壌、これが独特な風味を与えています。
冷涼ですが世界的にも日照量は多い地域なので、ぶどうはゆっくりと育ち、完熟した状態で収穫でき、酸味が特徴です。
オーナーご夫妻

写真:写真:妻ハナさんとピーター氏
オーナーであるシドニー出身のピーター・ローガン氏は醸造を、妻ハナさんはマーケティングを担当しています。そして、二人と共にワイン造りに熱いパッションを抱き、同じ目標に向かい進んでいく素晴しいチームが、ローガンワインを産み出しています。
オーストラリアワインの特徴であるリッチな果実味だけでなく、ヨーロッパワインを想わせるエレガンスさを兼ね備えた味わいのある、食事との相性の良いワインを追求しています。

それでは、ローガンワインズの食卓を、一緒にのぞいてみましょう♪
わいわい♪パーティには・・・

Backet of Prawns
ボウルいっぱいのエビ!!
パーティには、みんな大好きなエビをボウルいっぱい用意します♪
「茹でて殻をむいて食べるだけ!みんな大好きなんだよ」と、ピーターさん。
合わせるワインはこちら!

◆ウィマーラ リースリング 2014
◆ローガン ソーヴィニヨン・ブラン 2013
茹でたエビには、樽熟成していないフレッシュな白ワインで、すっきりと合わせられるそうです♪
白い花の香りと心地よい果実の甘味。フレッシュで、イキイキとした酸とミネラル感があり、魚料理にレモンやライムを搾る感覚で合わせられます。マリネやエビのサラダといった海鮮との相性が良いです。
南半球のクリスマス

12月は夏!!
オーストラリアは南半球なので、クリスマスシーズンは夏。クリスマスはみんなでわいわいバーベキューをするそうです!釣ってきた魚やお肉も並びますが、やはり欠かせないのが、みんな大好きなえびなんですね。
もちろん冬にも食べますよ♪
おもてなしには・・・

伝統的なビーフパイ。
ワイナリーには訪問客が絶えません。オーストラリアの伝統的なビーフパイでおもてなしします。
「パイの上にはトマトソースをかけるのがポイント!」とピーターさん。
合わせるワインはこちら!

◆ウィマーラ メルロー/ローガン 2011
◆ローガン シラーズ 2012
パイのお肉とグレイビーソースが、ワインと相性ばっちり!
ブラックベリーの果実味やこしょうのようなスパイス感のあるワインが、煮込みや鉄板焼きなど、幅広いお肉料理に合わせられます。
★ウィマーラのプチ話★

ウィマーラ“ Weemala ” とは原住民アボリジニの言葉で “ 絶景 ” を意味します。
このウィマーラシリーズには畑に訪れる地区の野鳥の絵が描かれています。野鳥たちが毎日この美しい絶景の中で生活しているその姿を、ラベルを通して飲み手に伝えています。
普段の食卓、家庭料理は・・・

スパゲッティ・ボロネーゼ。
普段の食卓では、気軽にイタリアンなどを楽しむそうです。ローガン・ファミリーは、みんなスパゲッティ・ボロネーゼが大好き♪
特別に、ローガン家のレシピを教えちゃいます♪

【ボロネーゼソース】
牛や豚のひき肉を、鶏ガラスープと、玉ねぎ、セロリ、人参などの野菜と煮込み、アンチョビ、シナモン、ナツメグなどで味付け、白ワイン、カットトマト等と一緒に煮込んで作ります。
パスタを茹でソースとからめ、仕上げにパルメザンチーズをかけて召し上がれ♪
合わせるワインはこちら!

◆ウィマーラ シラーズ/ヴィオニエ 2012
◆ローガン カベルネ/メルロー 2010
お肉たっぷりのボロネーゼソースには、しっかりめの赤ワインを合わせます♪
スパイス香やタンニンが豊かで、フルボディなワインなので、肉の赤ワイン煮込み、ビーフシチュー、ローストラムのようなしっかりとしたお肉料理との相性が抜群です。
★ローガンのプチ話★

ワイナリーの名前を冠したフラッグシップ・ワイン、「ローガン」シリーズ。そのそれぞれのラベルには、ワインの特徴を印象付けるような果物、実、花等、実在しない植物があしらわれ、ワインのイメージを表現しています。
手作業で細かな刺繍を施したようなデザインは、ワイン1本1本に向けられるローガンの深い愛情や惜しみない努力、そして飲み手への思いが込められています。
特別な日には・・・

特別な日のごちそうには、やはりお肉料理はかかせませんね。
ビーフステーキ、ソーセージ、ラム、子豚の丸焼き、うさぎ、チキン、などなど。その中でもおすすめのワインとの組み合わせを教えて頂きました!
ローストチキンには・・・

◆ウィマーラ ピノグリ 2014
◆ローガン シャルドネ 2012
ローストチキンには、しっかりめの白ワインがおすすめ!
ミネラル感のあるピノグリや、味わい深いリッチなシャルドネが、鶏肉の旨味を引き出します。
ラムには・・・

◆ローガン カベルネ/メルロー 2010
独特な風味のあるラム肉には、ローガンのカベルネ・メルローを合わせるとばっちり♪
スパイス香やタンニンが豊かで、フルボディなワインなので、しっかりとしたお肉料理との相性が抜群です。
ポークには・・・

◆ウィマーラ ピノ・ノワール 2013
◆ローガン ピノ・ノワール 2013
ポークには、優しいタイプの赤ワイン、ピノ・ノワールを合わせるのがおすすめです♪
白身のお肉なので、あまりフルボディな赤ワインを合わせるのではなく、チェリーや木苺のような果実味、エレガントな酸を持つピノ・ノワールがよく合いますね。
いかがでしたか?

ローガン・ワインズ
ピーター・ローガン氏。
「生産者の食卓 Vol.1」としてご紹介いたしました、オーストラリアのローガン・ワインズ、いかがでしたでしょうか。
街中でローガンのワインを見かけたら、ぜひお手に取ってみてください♪そして、みなさんのご家庭の食卓でも、ぜひローガンのワインとお食事を楽しんでみてください♪
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