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めざせワイン知識王!ワインクイズ【中級編】vol.5 ~醸造について~
これであなたもワイン博士!?ワインの知識、雑学、うんちくに関するクイズを5問出題! 解答は2ページ目で確認してね♪☆毎週月曜更新!☆
by 株式会社モトックス
最終更新日:2016-06-20
目次
【1】赤ワインの発酵温度は何度?
正解は「3」の「25℃~30℃」。
ワインの発酵は収穫したブドウを破砕しタンクに入れ、酵母を加えることで発酵がはじまります。発酵が始まると酵母の働きによって糖分はアルコールと二酸化炭素に変換されます。
白ワインであれば15℃~20℃、赤ワインであれば25℃~30度で発酵します。
【2】樽熟成の効果の一つで適正なものは?
正解は「1」の「赤ワインの色調の安定」。
発酵を終えたワインはタンクもしくは樽に移し替えて熟成させます。木樽をつかった熟成の効果には以下が挙げられます。
①空気との接触
②樽からの成分抽出
③清澄化の促進
④赤ワインの色調の安定
⑤成分重合による安定化と風味の複雑化
木樽熟成によって香りにはバニラ香やカラメル、蜂蜜などのニュアンスが生まれます。
【3】ロゼワインの作り方で間違っているのはどれ?
正解は「1」の「ロゼワイン用のブドウで作る」。
ワイン用のブドウには黒ブドウと白ブドウがありますが、ロゼワインのために造り出されるブドウというのは存在しません。
ロゼワインをつくるには、以下の方法があります。
①セニエ法:赤ワインをつくる醸造過程でごく短時間醸した後に液体部分を抜くという製法。
②ロートリング法:黒ブドウと白ブドウを混ぜる製法。
③直接圧搾法:黒ブドウを原料として白ワインと同様の造り方をする製法。
【4】補糖の目的は次のうちどれ?
正解は「2」の「アルコールを補強する」。
原料となるブドウの糖分が低い場合、つくられるワインのアルコール分が低くなり、微生物に対しても不安定になります。そこで補糖行い、アルコール分を高めます。
このことを「シャプタリザシオン」といいます。
【5】熟成の終わった濁った状態のワインを澄ませるために使うものは?
正解は「3」の「卵白」。
発酵が終わったばかりのワインは滓とよばれる浮遊物によって濁っています。これを滓引きし、さらにワインを透明にするために行われるのが清澄という工程です。
清澄剤として伝統的に使用されるのが卵白、タンニン、ゼラチン、ベントナイトなどです。
この工程は「コラージュ」といいます。
次回もおたのしみに!
いかがでしたか?
毎回5問ずつワインに関するクイズを出題していきます。
(毎週月曜日更新!)
おたのしみに♪
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