2015年の新酒!ブドウ生育レポートをお届けします☆
マーケティング部Tです。
前回のノヴェッロレポート2015で現地の様子をお伝えしましたが、皆様読んでいただけましたでしょうか??
今回は夏真っ盛りのイタリアよりブドウの生育情報をお伝えいたします!
前回に引き続き、ここで 『ヴィーノ・ノヴェッロ』 について再確認。
『ヴィーノ・ノヴェッロ』 とは、イタリアでその年に収穫されたブドウから造るワインのこと。
いわば、イタリア版のボージョレ・ヌーヴォといったところです!!
いきいきとした果実味溢れる味わいと、爽やかな飲みやすさが魅力です♪
そう、11月第3木曜日にリリースされるフランスのボージョレ・ヌーヴォより
一足早く解禁を祝えるんです♪
さあ、10月30日の金曜日、みなさん予定はばっちりですか??
モトックスでは、2つのワイナリーから造られるノヴェッロをお届けいたします。
中部トスカーナ州 『グレヴェペーザ社』
南部プーリア州 『コンティ・ゼッカ社』
それでは、それぞれのワイナリーから届いた最新ニュースをご紹介します!
イタリアを代表するブドウ品種のひとつ、サンジョヴェーゼ。
そのサンジョヴェーゼ100%でノヴェッロを造るのが、グレヴェペーザです。
フレッシュ&フルーティなアロマ、調和のとれた酸味は毎年大人気です!
8月は気温が高めでしたが、基本、例年の8月の平均気温から大幅に外れる程ではありませんでした。いくつかのエリアでは雨も降り、過剰な乾燥は避けることができました。
全てのブドウ品種で、緑から深い紫色へと変わる色づきが、ほぼ終わろうとしています。管理が難しい山のふもとなどを除いて、全体的にブドウの衛生状態は良好です。管理が難しいエリアも、先週の高気圧で、灰色カビ病の症状も収まりました。8月の好天、高温により、害虫もほとんど死滅しています。
2015年ヴィンテージは、全体的に、収穫量的には例年並から例年を上回る、品質的には例年以上の出来、と言えるでしょう。収穫が終わる時期まで、この好天候、高気圧、日中夜間共に高めの気温が続けば、驚くような品質のヴィンテージにさえなるでしょう。
コンティ・ゼッカでは、ネグロアマーロとプリミティーヴォという土着のブドウ品種から
ノヴェッロを造ります。
もぎたて果実がぎゅっとつまった、南イタリアらしい果実味豊かな味わいが魅力です!
次は、プーリア州 【コンティ・ゼッカ】 からのレポートです!!
『7月と8月は近年にない猛暑で、最高気温が37-38℃に達しました。
8月2週目には降雨がありましたが、遅めに収穫されるネグロアマーロやアリアニコは問題なく成長し、完璧な色合いに熟しています。
8月後半からは平均的な天候に戻り、日中の温度は33-35℃、夜は18-20℃まで下がりました。
収穫量ですが、早熟のシャルドネとプリミティーヴォの収穫量は例年よりやや少なめですが、ネグロアマーロとアリアニコに関しては非常に良い収穫と見込んでおり、収穫量も例年通りと予想しています。』
今年のノヴェッロが日本に届く日まで、あと2ヶ月を切りました!
お楽しみに♪
次回は収穫の様子をお届けしたいと思います!!