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世界のワイナリーから 2015/11/16 by 株式会社モトックス プーリアで500年の歴史を持つコンティ・ゼッカ

イタリアの伯爵家、ゼッカ・ファミリー

伯爵家のワイナリー「コンティ・ゼッカ」
このファミリーの歴史は1500年頃に遡ります。
ナポリ出身のゼッカ・ファミリーは1500年頃にプーリア州サレント地方の中心地区レヴェラーノに移住し、大々的に農業を始めました。
当時プーリア州では、平野が多い地形を利用し、伝統的にブドウとオリーブ、小麦粉の栽培を行っており、例にもれずゼッカ家もブドウとオリーブの栽培を始めました。
そこから数世紀に渡り、ファミリービジネスを拡大していった功績が認められ、法王レオーネ13世が地方農業に貢献した証としてゼッカ家に伯爵号を授けるに至りました。

1935年、現当主の祖父であるアルチビアデ・ゼッカ伯爵は、自社畑で栽培されたブドウを原料としてワインの醸造を開始し、本格的にワインビジネスをスタートさせました。その当時、レヴェラーノの地に於いて最新の醸造設備を導入したワイナリーを建設。このファミリーの事業はサレント地方のワイン生産を代表する拠点となりました。

さて、そんなワイナリーのあるプーリアについてまずはフォーカスしてみましょう。

ゼッカ家の本拠地 プーリア州の文化

イタリア半島の踵の部分にあるプーリア州は、様々な文化の交差点でした。
海が近い為、人や文化の入りが激しく、ギリシア、トルコ、アラブ、アルバニア。いろいろな人種が入り混ざり独特の文化が形成されました。
その中で生まれてきたのがテラコッタという素焼きの手工芸品(食器や皿・人形)や
世界的に有名な毒グモ「タランチュラ」に刺された痛みを癒す「タランティズム」という伝統舞踊など、本当に独特の文化が形成されております。
そんなこの土地は古代フェニキアの時代からワインが造られてきたという、
ワインの伝統的な生産地。
そんなプーリア州の気候はどうなっているのでしょうか?

ゼッカの本拠地 プーリアの風土

プーリア州は先ほども書いたとおり、イタリア半島の最南東部、サレント半島というブーツに例えると踵の部分にあたるところです。
地形はイタリアでは珍しいなだらかな平地で、
穀物やオリーブなどの名産地としても知られています。
イタリア南部で平地という事から、夏はドライで非常に暑く、冬は寒い冬となります。
降雨は秋と春に集中しますが、それ以外の季節は非常に強い太陽の光を浴びる事が出来ます。

ココがポイント「奇跡の2つの風」

これまでの説明だと、ただただ熱い地域で病気が心配・・・と思われそうですね。
プーリア州は広範囲な為、様々なテロワールが存在しており、コンティ・ゼッカの畑は特にテロワールの影響を受けやすい土地にあります。
この影響というのが、奇跡的に生まれる「2つの風」なのです。
コンティ・ゼッカの畑の大半は海から近い風の流れる場所にある為、風の影響を受けやすく、バルカンから来る冷たくドライな風「トラモンターナ」と、アフリカ大陸から来る暑く湿度のある風「シロッコ」の2つフレッシュな風が常に吹いています。
この風のお蔭で、湿度を抑え、カビなどの病気発生を抑止し、昼夜の温暖差を明確にしてくれます。
これが、コンティ・ゼッカのブドウの品質を高める重要なポイントなのです。

ワインのご紹介

さて、そんなコンティ・ゼッカ社のワインの紹介です。

ドンナ・マルツィア シリーズのご案内

コンティ・ゼッカが自信を持っておススメする、ベーシックワインです。
自社のドンナ・マルツィアエステートの畑で栽培収穫されたブドウのみを使用してワイン造りを行っております。

<白ワインのラインナップ>
コンティ・ゼッカの最も重要なエステートで収穫された、ワイナリーを代表するベーシックな白ワインです。ピュアでフルーティという特徴を持ち、非常にコストパフォーマンス性の高いワインです。
品種はマルヴァジーア・ビアンカとシャルドネがあり、どちらも果実感たっぷりのワインです。特にマルヴァジーア・ビアンカはサレント地方の代表的なブドウで、ドンナ・マルツィアのエステートでは、記録にないほど古くから栽培されていたブドウです。
マルヴァジーア・ビアンカは白桃やリンゴのようなフルーツ香・シャルドネは洋ナシやバナナの様なフルーツ香りにヴァニラのニュアンスが心地よく感じられます。

<赤ワインのラインナップ>
ドンナ・マルツィアエステートで栽培されている品種はネグロアマーロとアリアニコ。
特にネグロアマーロはサレント地方の最も重要な固有品種であり、古くからドンナ・マルツィアのエステートで栽培されている黒ブドウです。
ネグロアマーロはカシスやブルーベリーなどの黒果実系の強いアロマ、アリアニコはプルーンやレーズンの様な完熟した黒果実系のニュアンスが強くタンニンがしっかり感じられます。
どちらも、低価格ながら飲み応えばっちりです。

カンタルピのご案内

カンタルピとは、コンティ・ゼッカ社が持っているエステートの一つです。
カンタルピ・エステートはDOCサリチェ・サレンティーノ地区の心臓部に位置しますので、DOCワインを造ることにしました。セパージュは伝統にのっとり、ネグロアマーロ80%、マルヴァジア・ネーラ20%となっています。
このカンタルピ・リゼルヴァは、カンタルピ・エステートで栽培される二つの固有ブドウ品種をブレンドした最高級ワインで、伝統的な3000ℓのオーク大樽で12カ月熟成をさせます。
ダークチェリーや野イチゴなど赤果実系のニュアンスに加え黒胡椒や八角の様なスパイシーな香り、バランスが良く余韻は長めです。

ルナのご案内

イタリア半島の南端にあるプーリア州は赤ワインは勿論、
白ワインでも素晴らしい品質のワインが出来る特異な銘醸地としても有名です。
赤ワインだけでなく、素晴らしい白ワインを作りたいと言う一心でサレント地方固有品種のマルヴァジア・ビアンカとシャルドネを使用して、「ルナ/LUNA」を造り始めました。
それでしっかりとした厚みのある、かつイキイキとした素晴らしい白ワインを目指す為、
プーリア州の伝統にはない、バリック内で発酵・熟成という手法を取り入れました。
ルナに使用するブドウは健康で完熟したブドウのみを手摘みで収穫し、さらに選果台で最高品質のブドウを厳選するという徹底ぶりです。複数のエステートの厳選されたブドウのみを使用して造られています。

香りのアタックは非常に強く、白桃やバナナのようなニュアンスにヴァニラ・ナッツの様な樽の印象もしっかり感じられます。
非常に厚みを感じますが、程よい酸が心地よく、非常に味わい深いワインです。

ネロのご案内

コンティ・ゼッカ社のトップワイン「ネロ」
かの有名な「ガンベロ・ロッソ誌」において、2009年ヴィンテージで10個目の最高評価トレ・ビッキエリを獲得しました。
これはプーリア州で最多数であり、正しくプーリア州のTOPワインであります。(他社ワイナリーで7個受賞のアンティノーリ傘下のトルマレスカ(Tormaresca)でネロに続きます。)
この「ネロ」というワイン、土着ブドウ、ネグロアマーロのポテンシャルを知らしめること、そしてコンティ・ゼッカのエステートの大いなる力を、世界中に知らしめることを目的に作られたワインです。
元々ネグロアマーロは補助品種として使われる事が多い品種でしたがネグロアマーロの価値を世界中のワイン愛好家に再発見して頂き、評価してもらいたいという想いで造られました。また、よりインターナショナルなワインになるべく、世界中で認知されているカべルネ・ソーヴィニヨンをブレンドすることに決めました。このブレンドは見事にお互いの個性を高めあい、完璧に融合しました。

完熟したベリーやカシス、バラなど幾重にも重なる複雑でありつつ調和された香りを感じ取れ、ほのかにスパイシーなニュアンスも感じ取れます。
強い凝縮感に加えタンニンは非常に緻密で滑らか、余韻は非常に長いワインです。

いかがでしたでしょうか?

プーリア州「最高」のワイナリー、
コンティ・ゼッカは如何でしょうか?
安価でも高品質なワインが飲める。
これこそ「コスト・パフォーマンス」に優れるワインです。
是非一度皆様もお試しください。