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世界のワイナリーから 2016/06/28 by 株式会社モトックス ブドウ畑の体当たりレポート!芽かき編
スタッフDのワイナリー作業体験!春の重要な作業「芽かき」とは?

ワイナリー作業体験第3弾です!

ワイン輸入元モトックスに勤めるスタッフDが山梨某所の畑から不定期連載でお送りしています、畑レポート。今回はその第3弾です。
ブドウの樹の枝から新しい芽が発芽した後に行う重要な作業「芽かき」のレポートです。

当日は雲ひとつない快晴に恵まれました!
こんな青空の下、作業するのも久しぶりです。気持ち良い一日でした。

梅雨に入ってじめじめとした季節になりました。

日本では各地で梅雨入りしました。今、ブドウ畑は開花を迎える時期になり、この開花が始まってから100日程度でブドウを収穫出来るようになります。

写真の通り、畑もすっかり青々とした風景になってきました。比べてみる場合は今までのレポートをどうぞご参照下さい。
この開花前に行う重要な作業が「芽かき」になります。生育が順調であれば、発芽の一か月後に行います。

今日の作業は芽かきです!!

芽かきは文字通り「芽を欠く」作業です。主に一年目の若い枝、新梢(しんしょう)と取って行きます。ブドウの樹は至るところに芽が生りますが、中にはブドウが生らない新梢ができたりします。
また葉がたくさんあり過ぎると、湿気や熱がこもり病気の原因にもなります。ブドウは湿度に弱く、日本のように多湿で雨が多い地域は畑のケアに気を遣わなければなりません。芽かきをすることによって、これから実るブドウを病気から守ることや栄養を実に集中させることができます。

と、文字に起こすと分かりにくいので、いつもの通り写真で見てみましょう。
芽かき前の樹です。樹の主幹にもお構いなしに草がたくさん生えています。これを放っておくと樹に送られる栄養は分散され、湿気がこもって、ブドウの実が病気になりやすくなります。
こちらが芽かき後。すごくすっきりしました。このように不要な新しい枝(新梢)をどんどん取っていきます。ブドウが成長した時の状態をイメージして適度に新梢を間引いていきます。

取り過ぎてもダメ。取らなさ過ぎてもダメ。経験値が必要になる作業です。栽培家の方にレクチャーを受けながら行いました。

芽かきを終えて

今年に入って一番の快晴の中での作業でした。暑過ぎもせず、気持ち良くこの日の作業は終了。とても充実した一日でした。

これからブドウは結実→成熟を経て順調に行けば、9月から収穫に入ります。今年の夏は既に水不足が囁かれていますが、ブドウにとっては少ないくらいが適正な雨量です。今年は気候に恵まれた良いブドウができるヴィンテージになると期待しています。

次回はブドウが結実した様子をお届けできるかと思います。お楽しみに~