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【自然派ワイン-4】
リュット・レゾネ、リュット・アンテグレ
by 株式会社モトックス
最終更新日:2013-07-12

【自然派ワイン】の第4回目は、当社取扱いの自然派ワインの中でも最多数を占める「リュット・レゾネ」、そして「リュット・アンテグレ」をご紹介します。
特にリュット・レゾネについては、その定義づけ自体が厳密なものではありませんので、ここに該当するワインはワイン市場全体の中でも相当な数に上るものと思われます。
■ リュット・レゾネ(Lutte Raisonée)
= 減農薬農法
できる限り化学物質の使用を避け、必要な場合にだけ少量のみ使用する農法。
化学肥料や殺虫剤等、最低限必要なものだけを必要に応じて使う、という一番シンプルな農法になります。
→当社自然派ワインの約47%、半数近くがリュット・レゾネです。
■ リュット・アンテグレ(Lutte Intégrée)
= 総合防除農法
化学物質の使用はできる限り避け、天敵を利用した生物防除や物理的防除(被覆資材による隔離など)を組み合わせて総合的に病害虫を管理しようとする農法。
畑の状態だけでなく、土壌を科学的に分析し、「虫には虫」で対抗させる。どの虫が害虫であるか、その虫に対してどの虫が駆除効果を持つか等の知識が必要となります。
また、あくまでも自然にやさしい物質を使用し、基本的に化学肥料・害虫駆除の物質は使いません。
虫の増殖を防ぐためには、フェロモンを使用し性的交錯を起こさせる方法を採ります。
→現時点(2011年3月)での当社取扱い商品中には該当するものはありません。
<当社取り扱いのリュット・レゾネのワイン(一部です)>
・ シャトー・トゥール・ド・ミランボー グラン・ヴァン 赤 2008 (ボルドー)
・ ジャン・フィリップ・マルシャン ジュヴレ・シャンベルタン V.V. 2008 (ブルゴーニュ)
・ フェラン シャトーヌフ・デュ・パプ 赤 2008 (ローヌ)
・ ボワゼ ミネルヴォア キュヴェ・マリー・クロード 赤 2006 (ラングドック)
・ シャトー・ダイディ マディラン 2006 (シュッド・ウエスト)
・ ミッシェル・トマ サンセール シレックス 白 2008 (ロワール)
・ ジャングランジェ アルザス リースリング 2009 (アルザス)
・ ボーモン・デ・クレイエール グランド・レゼルヴ (シャンパーニュ)
・ ゴレッティ コッリ・ペルジーニ グレケット 2009 (ウンブリア)
・ ポート メッシアス 10年 (ポルトガル)
・ ナイロア 2009 (スペイン)
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