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夜桜＠東京
～夜桜見物お食事会～
by 株式会社モトックス
最終更新日:2015-04-07
目次
今年はお花見に行かれましたか？
本来“お花見の記事を書く”など、この会社の中でも一番似つかわしくない？M田です^^;
見事な桜並木の一角にお店を構える東京・中野の『トラットリア エトナ』様。
こだわりのシチーリア料理をリーズナブルに楽しませてくれるこちらのお店で“夜桜見物”と銘打たれたお食事会がありました。
“ざっくばらんなお食事会のレポート”と合わせ、ささやかですが“桜の花咲く頃”の季節感をお届けできればと思います。
この日の一番人気は「パレオ ロッソ 2007」
いきなりクライマックスかよ？！なんて声が聞こえてきそうですが^^;
“一番人気”といいますか、今回私が持参したのがこの「パレオ ロッソ 2007」なのでした。
普段自宅ではデイリーワインクラスのものしか飲まないのに、人が集まる場となればつい奮発したくなるのは人情でしょうか。
ただ、残念だったのは（私の）段取りの悪さで（遅れて駆け付けることになってしまった、という事情もありますが）、、、
飲用前にあらかじめ抜栓しておく、という大切なプロセスが抜けてしまい、“2007年のパレオ”を文字通り“堪能する”というところまではいかなかったのでは？と思います。
それでも、プレミアムレンジのワインならではのグレード感を味わうことは出来たのではないかと。
このクラスのワインの「8年もの」ですので、まだまだ「熟成」の域には至っておらず「そろそろ落ち着いてきて飲み頃に入ってきたかな」位の状態。
（あらかじめ抜栓しておけば、まさに飲み頃！となったかもしれませんが、、、）
印象深かったのは非常にスムースなアタック。そして、生き生きとした酸も感じられ、厚みのある果実味やきめ細かなタンニンと渾然一体となって心地よく口中を満たしてくれます。
そして、アフターにはふわぁっと口腔を満たす、このワインのレベルの高さを物語るような深くボリュームのある余韻。。
やはり、私が日常たしなんでいるカジュアルなクラスのワインとは一線を画し、明らかなレベルの違いがあります。
年に何回かはこんな贅沢もいいものです。
ちなみに、少しだけリリース時の情報をひも解いてみると、
パレオの2007年は『ワイン・アドヴォケイト』誌で95点を獲得した秀逸なヴィンテージ。
パレオに限らず、「2007年」は当時“ボルゲリ地区で最も成功に満ちた年”といわれており、レ・マッキオーレが従来の“パワフル”なスタイルから“エレガント”なスタイルへと方向転換をみせたのがこの頃のヴィンテージといわれています。
お花見ということで、、、
持ち寄られたワインの中には「バルディビエソ ブリュット ロゼ」もありました（勿論、一番最初に開けられていました）。
「お花見に合わせてサクラ色のスパークリング」と一見なんともベタな感じですが、“駆け付け三杯”状態で久しぶりに飲んだよく冷えたバルディのロゼ。
なぜか不思議と美味しく感じられたのは私だけではなかったようです。
メインのお皿は・・・
「ブラックアンガス牛のサーロイン」。
味付けはとても控えめでシンプル。
塩コショー、プラス本当に軽くバルサミコが振られているだけ、そしてパルミジャーノチーズを小さくスライスしたものがのせられていました。
こういった、手を加え過ぎない調理法が素材の本来の味わいを引き出すのにはやはり一番なのでしょう。
表面はしっかり目に火を通してあり香ばしく、中はトロっとジューシーな状態。
噛みしめるほどに、旨味を伴う上質な脂がしみ出してきて、、、ワインが一層進みます。
他にはこんなお料理も
「サフランソース ポルチーニ ベーコンのカサレッチ」。
カサレッチは、ねじれた形状が特徴的なシチーリア地方伝統のショートパスタ。
クリームベースのソースがよく絡んだパスタのお皿は一見してカルボナーラ的な味わいを想起させますが、塩味は抑えめな印象。
ベーコンの旨味、ポルチーニの風味が効いていて、モッチリとした食感のパスタとベストマッチでした。
合わせるワインはやはりほんのり樽がのったシャルドネあたりが妥当でしょうか（この辺はお好みもあるかもしれませんが）。
帰りがけに撮ってみました
こちらは私の自宅近くの公園の夜桜。
駅と自宅の間にある公園は私の通勤ルートであり、桜のみならず様々な種類の植物が植えられ、市民の憩いの場となっています。
そして春には桜が満開に。
とあるきっかけで1ヶ月ほど前に生まれて初めてレンズ交換式のカメラを入手。
まだまだこのカメラでの撮影経験が浅い私ですが（といいますか、まともに撮影したのはこの日が初めてでした！！）、適度にライト・アップされていたこともあり、意外とキレイに？撮れました)^o^(
ちなみに、「ソメイヨシノの寿命は60年ほど」であり、同じクローンから日本各地に植樹されたソメイヨシノは間もなくその寿命を迎え、一斉に枯れ始めるのでは？
なんていう説がありますが、実際のところはどうなんでしょうか？？
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