【 ブドウまなび部 〜シャルドネ編〜 】 ブドウ学びはワイン選びへの早道!白ブドウの代表選手、シャルドネとはどんな品種?

自分好みのワインを探す時に、ブドウ品種を知っていると、とっても役立ちます。 主要なブドウ品種をざっくり説明していきます!

by Wine-Link

最終更新日:2024-03-29

知っていると、ワイン選びの助けとなるブドウ品種。

今回紹介するのは、白ブドウを代表する品種、『シャルドネ』。

シャルドネがどんな品種なのか、ざっくり説明していきたいと思います。

【その1】 白で『一番メジャー』で、『すごいワイン』を造れる

数千ある、と言われるブドウ品種の中で、白で最もメジャーな品種がシャルドネ。

飲む人からの人気も高いし、造っている生産者も多い。

そして、メジャーであるだけでなく、世界の頂点に君臨する名だたる白ワインの多くがシャルドネで造られています。

シャルドネは、人気者で、すごいポテンシャルを秘めている!



【その2】『色んな所で』造られている

【その2】『色んな所で』造られている

写真:実は黄色がかっている




シャルドネは涼しい産地でも、温かい産地でも順応するので、沢山の国で造られています。

80年代頃にカベルネ・ソーヴィニヨンと並んで人気が高まったのも、栽培する国が急激に増えた理由です。

もともと多く造られていたのはフランス、ブルゴーニュ地方。

でも、現在は、アメリカ、オーストラリア、イタリア、チリでも多く造られており、これらの国々でシャルドネの7割ぐらいが造られています。


色んな国のシャルドネが楽しめる!



【その3】『様々なスタイルに変身』

シャルドネからできたワインは、本来『これっ!』という特徴が弱めです。
↑この事を、『ニュートラル』と言います。

その為、産地や造り方によって味わいが変化します。

ざっくり分けると、冷涼なフランス、イタリアで造られたものは、レモンや青リンゴを想わせる『すっきりとしたタイプ』です。

そして、温暖なアメリカ、オーストラリア、チリで造られたものはパイナップルや黄リンゴを想わせる、『味わいのしっかりしたタイプ』です。


どっちも試してみよう!




【その4】『樽』で醸造されている事多し

シャルドネは特徴が少ない、と言いましたが、そういう理由から樽で醸造すると、樽の効果が映えます。

ブドウの個性が弱いから、樽のニュアンスが加わった時にごちゃごちゃしないんですね。

樽を使って醸造すると、バターやヴァニラ、木の香りが感じられます。
口当たりもよりしっかりとします。色が濃くなることも多いです。

チリやオーストラリアだと、酒屋さんで1000円後半〜のワイン、フランス、イタリア、アメリカだと2000円代〜のワインは、樽で醸造されていることが多くなります。


シャルドネは樽と相性良し!




写真:樽を自分達で造る生産者もいる

【その5】『単独で』ワインが造られることが多い

味わいのバランスが取りやすいこともあり、通常ワインは何種類かのブドウ品種をブレンドする事が多いです。

でも、シャルドネは、他とブレンドせず、シャルドネ単体でワインが造られていることが多いです。
↑ちなみに、こういったものを『単一ワイン』と呼びます。

それは、フランスのブルゴーニュ地方がもともとシャルドネ単一で造っていたから、というのもありますが、ブレンドしなくてもバランスが取りやすい品種だからです。


シャルドネは一人で仕切れちゃう!




【その6】探す時は『なで肩の瓶』を探そう

シャルドネのワインは大抵の場合、なで肩の瓶に入って売られています。

なので、シャルドネを探す時は『なで肩の瓶』を探してみましょう。

ちなみに、このなで肩の瓶は一般的に『ブルゴーニュ瓶』と呼ばれています。


シャルドネはなで肩さん!





【補足編】シャルドネと書かれていない事もあるので注意

(一部を除いて)フランス、ブルゴーニュ地方で造られる白ワインはシャルドネ100%で造られていますが、ルールでシャルドネを使う、と決まっている為、改めてラベルに記載されないことがほとんどです。

『Bourgone Blanc ブルゴーニュ・ブラン(=白)』
『Chablis シャブリ』
『Macon Village マコン・ヴィラージュ』

ラベルにはこんな感じで、造られた地区の名前が書かれているだけで、シャルドネ100%で造られていても、シャルドネとは記載が無いことがほとんどです。

『ブルゴーニュの白≒シャルドネ』
と、覚えておくことがとても大事なのです。



ちなみに、他の国だと、
『〇〇エステイト 〇〇〇 シャルドネ』
というように、商品名にシャルドネと書かれているものが多いので分かりやすいです。

シャンパーニュも、基本、品種名が書かれないのですが、シャルドネ100%で造られたものは、『Blanc de Blanc ブラン・ド・ブラン』と書かれています。



『ブルゴーニュの白≒シャルドネ』、と覚えておこう!



 まとめ

以上、シャルドネについてまとめてみました。

最後におさらいすると、

シャルドネは、
 ☆白の代表的品種で、すごいワインを造るポテンシャルあり
 ☆ニュートラルなので様々なスタイルに変身
 ☆シャルドネ単一のワインが多い
 ☆なで肩瓶に入ってる
 ☆スパークリングワインにもよく使われる
です。

本当にざっくりとした説明でしたが、シャルドネに興味を持った!という方は是非、一度お店で手に取って試してみてくださいね。

今回は以上ですっ!

投稿者

  • 山崎 久美子

    ・ソムリエエクセレンス(JSA認定)
    ・SAKE DIPLOMA(JSA認定)
    ・DIPLOMA LEVEL 3(WSET認定)

    ワインの輸入商社でバイヤー職を経て、現在は、ワインのなんでも屋をちみちみとやっている。

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公開日 :
2024/02/13
更新日 :
2024/03/29
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