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赤お肉のおかず
鴨のロースト バルサミコと山椒のソース
by 大橋 みちこ
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【材料 2〜3人分】
- 鴨ロース肉 1枚(約350g)
- 塩 小さじ3/4
- にんにく 1/2片
- バルサミコ酢 大さじ3
- 醤油 大さじ1
- ハチミツ 大さじ1
- 山椒の佃煮 小さじ2
- ジャガイモ 適量
- クレソン 適量
作り方
ポイントは、山椒を使うこと。
鴨肉の質感に、山椒のピリっとした刺激と鼻に抜ける香りが絶妙に合います!!
香ばしい醤油とまろやかなバルサミコの風味も鴨とはとっても相性がいいですよ。
- STEP01
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肉に塩をまぶす(皮目に小さじ1/2、身の方に小さじ1/4)。身の方には、おろしにんにくもまぶす。ジャガイモは皮をむき、1cmの厚さに輪切りにする。(新ジャガは皮のままでOK)クレソンは食べやすい長さに切る。
- STEP02
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フライパンに油を敷かずに、強めの中火で皮面だけ3分焼く。バットかお皿に取り出し、10分おく。(この間にオーブンを250℃に余熱する)
- STEP03
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250℃に熱したオーブンで12分焼く。この時にジャガイモも並べて一緒に焼く。
- STEP04
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ソースを作る。小さい鍋かフライパンを弱火にかけ、バルサミコ酢を半分くらいになるまで煮詰める。
- STEP05
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粗く刻んだ山椒の佃煮を加えて、30秒煮たら、醤油とハチミツを加えて、一煮立ちさせる。
- STEP06
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焼き上がった鴨は、ホイルに包んで10分おき、余熱で火を通す。切ってお皿に盛り、ソースをかける。ジャガイモとクレソンを添える。
“鴨のロースト バルサミコと山椒のソース”に合うワイン
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合う
赤
白
泡
ロゼ
オレンジ
鴨肉は、鉄分を感じたり、味わいがしっかり強めなので、ミディアムボディからフルボディの赤ワインが合います。
中でも、品種のオススメはシラー(シラーズ)です。
シラーならではの、スパイシーさとしなやかなタンニンが、鴨肉の質感や山椒のスパイシーさにピッタリ!
ワインの果実の甘みと煮詰めたバルサミコの甘みもピッタリです。
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フランス赤ミディアムボディ
ドメーヌ・ポール・マス ラ・フォルジュ・エステイト シラー
厳選され、しっかりと完熟したシラー種100%で造られます。芳醇な果実味とオーク樽熟成による豊かな風味、濃密な味わいが特徴です。
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フランス赤フルボディ
ブティノ コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ 赤 レ・シス ケランヌ
貴重な古木のグルナッシュやシラーを始め6つの品種をブレンドした珍しいスタイルのケランヌ。際立つエレガンスがこのワインの魅力です。
凝縮した果実味が鴨の旨味とマッチ。綺麗な酸味は鴨の脂を心地よく流してくれます。ワインのスパイシーな香りと山椒の風味も好相性。
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イタリア赤フルボディ
レオポルド・プリモ・ディ・トスカーナ ドゥニコ
ブルーベリージャムをさらに煮詰めたような濃厚な旨味のつまったアロマ。骨格がしっかりした厚い果実味と、驚くほど上品なタンニンを余韻で楽しめる。
濃厚で旨味を感じる味わいは、鴨の旨味を最大限に引き立てます。スパイシーな風味もあり、山椒の風味ともマッチ。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2015/07/07
- 更新日 :
- 2024/04/15
果実の凝縮感が鴨の旨みとマッチ。シラーならではのスパイシーさが山椒の風味と心地よいマリアージュ。