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生産者の食卓 Vol.3 南アフリカ特集~スターク・コンデ~
生産者にインタビューしました♪
by 株式会社モトックス
最終更新日:2015-12-22
目次
生産者の食卓 Vol.3
世界中にいるワイン生産者。
彼らは普段、どんな食事を楽しみ、どのようにワインを合わせているのでしょうか?どのようなシーンでワインを楽しんでいるのでしょうか?
そんな疑問を解決すべく、生産者にインタビューしちゃうこの企画、「生産者の食卓」。大好評、第3弾は今注目の産地、南アフリカ特集です!
スターク・コンデ
こちらでご紹介するのは、喜望峰のあるケープタウンに近い、ステレンボッシュにあるワイナリー「スターク・コンデ」。
南アフリカのトップワイナリーの一つ、ニール・エリスへブドウの供給を行ってきたホセ・コンデ氏が1998年に立ち上げた自身のブランドです。
最初はたった6樽、プレス機さえ無い為、足ふみによるプレスからワイン造りを開始。
このワインがその年のワインショーでトロフィを受賞し、いきなり南アトップカベルネに選ばれました。
2009年にはNYタイムスでカベルネ2003が南ア産トップカベルネ10本の1本として紹介されました。
蔵の規模は小さいですが、ステレンボッシュの多彩なテロワールを表現させ手作業をモットーにブドウ栽培・ワイン造りを重んじています。
ホセ氏は南ア屈指の醸造所ニール・エリスの共同経営者を義父に持つ、アメリカ産まれの元アート デザイナーです。
独学でワイン造りを学び、ファーストヴィンテージで南アトップワインと産み出した天性の才能の持ち主。
今回はプロモーションのために来日したホセ氏の奥様に、現地での食事情に関してお伺いしました。
大きなポルチーニ!!
ブドウ収穫が終わり、秋のはじめに見つけるポルチーニ。
しっかり雨が降った、10日後くらいに森を散策すると、大きなポルチーニやシイタケ類、マッシュルームなどが取れるそうです。
ポルチーニのソテー
散歩中に見つけたポルチーニを使い作ったのが、ポルチーニのソテー。
ニンニク、オリーブオイル、パセリでソテーするだけ。
こちらはポスト・カードシリーズのピノ・ノワールがぴったりです。
定番のBraai(ブライ)!
南アフリカの人たちはブライ(=BBQ)が大好き!
各家庭にはブライ用のセットやスペースが設置されており、日常的にブライを行っているようです。
天気の良い日には皆で集まって写真のようにブライを行います。
牛肉のサーロインステーキ
昼からこってりの煮込みシチューよりも、牛肉のステーキの方がピッタリ!
このサーロインステーキにはさっぱりとした味わいのサルサ・ヴェルデ(ハーヴソース)を作ります。
パセリ、バジル、ミント、あさつき、レモンの皮、みじん切りにしたケッパーにオリーブ・オイルとレモン汁を合わせます。
ソースの酸味がサーロインの脂身と良く合います。
皆でワイワイと美味しい食事とワインを囲みながら、楽しい時間を過ごします。
ガトー・ショコラ
最後はお手製のガトー・ショコラで締めます。
赤ワインとダークチョコの組合せは意外と美味しい組合せです。
カカオ70%のダークチョコを使用し、甘みを抑えた上品な味わいに仕上げます。
せっかく盛り上がったホームパーティ。
カベルネをもう一本開けて、ガトー・ショコラと一緒に楽しみましょう。
最後に
スターク・コンデの食卓いかがでしたか。
南アフリカは暑い国というイメージを持たれている方が多いようですが、ケープタウンのエリアは南極からの海流の影響で冷涼な気候です。
また、四季に応じた野菜やハーヴ、魚介なども豊かにあり、ブライ以外にも手巻き寿司パーティなども行っているようです。
皆さまも南アフリカのワインを飲んで、雄大な自然に思いを馳せてみてはいかがでしょうか!?
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