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新酒&古酒飲み比べ!
ボージョレ・ヌーヴォ(新酒)解禁の季節!フレッシュな「新酒:と、長期熟成をさせたワインである「古酒」と、それぞれの魅力についてご紹介いたします!
by 株式会社モトックス
最終更新日:2016-11-15
目次
新酒&古酒飲み比べ!
すっかり秋めいて、ワインが大変美味しい季節になりました。秋と言えばボージョレ・ヌーヴォ(新酒)解禁の季節!年に一度のお祭り気分が盛り上がりますね☆
そしてもうひとつ、この季節におすすめしたいのが、長期熟成をさせたワインである「古酒」。
今回は、新酒&古酒それぞれの魅力についてご紹介致します。ワインの奥深さに気付けること間違いなし!
ボージョレ・ヌーヴォとは?
「フランス・ブルゴーニュ地方ボージョレ地区で、夏の終わりに収穫したブドウをその年のうちに仕上げたワイン」のこと。
「ヌーヴォ」とは”新しい”という意味なので、ボージョレ・ヌーヴォ=「ボージョレ地区の新酒」という意味になります。
世界共通、11月の第三木曜日に解禁され、ブドウの収穫をお祝いするという意味も込め、楽しく飲むお酒です。
ボージョレ・ヌーヴォの味わい
ボージョレ・ヌーヴォは、フレッシュな果実味を全面に引き出す造りをしています。
イチゴやチェリー、ラズベリーなど赤果実のチャーミングな香りが魅力的!味わいも果実味が豊かで、フレッシュなスタイルとなります。
ボージョレ・ヌーヴォに合う料理
軽やかでチャーミングなワインなので、チーズや生ハムなどの手軽なおつまみや、トマトパスタ・照り焼きチキンなどのカジュアルなお料理にピッタリです。
ヌーヴォ解禁日には、軽やかな気分で、家族や友人との賑やかな食事を楽しみたいですね☆
それでは、古酒とは??
古酒ワインとは一般的に、【長期間熟成させたワイン】のことを指します。
ラベルに比較的古い年号が書いてあれば「古酒ワイン」と表現できます。
長期間の熟成を経たワインなので、市場で販売されている数も少なく、入手困難な珍しいワインです。
古酒ワインの味わい
一概には言えませんが、若いワインよりも、熟成させた古酒ワインの方が、穏やかな落ち着きのある味わいになっていきます。
ドライフラワーや紅茶、葉巻などの複雑な香りが特徴的で、渋みや酸味などの要素が落ち着いていき、丸みのある味わいに変化します。
古酒ワインに合う料理
複雑味のあるワインなので、合わせるお料理も、牛肉の赤ワイン煮込みのような、しっかりと時間を掛けた煮込み料理や、ポルチーニ茸のボロネーゼパスタのように、香り高い素材を使用したお料理によく合います。
長い時を経て皆さんの手元に辿り着いたワインなので、ゆっくりと時間を掛けて、その味わいを愉しみたいですね。
次でワインをご紹介します!
それでは、モトックスおすすめの新酒&古酒をご紹介致します!
【新酒】モトックスヌーヴォの大定番!
「ジャン・ド・ロレール
ボージョレ ヌーヴォ 2016」
フレッシュ&フルーティなヌーヴォらしい味わいが魅力のジャン・ド・ロレール。
ボージョレ地方の全栽培者の約70%と契約しており、偏りなくブドウを調達できるため、毎年安定した品質のワインを造ることができます。
カジュアルな価格帯にも関わらず、30ものロットから厳選された、良質なブドウのみを使用している為、お手頃ながら非常に贅沢な1本です。
【新酒】ワンランク上級のヴィラージュヌーヴォ!
「ポール・ボーテ
ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォ 2016」
華やかかつ飲み応えのある、エレガントなヌーヴォを造りだすワイナリー、ポール・ボーテ。
選りすぐりの39の地区で採れたブドウのみを使用して造る特別なヌーヴォで、味わいの凝縮感やボディにおいてワインランク上級の1本です。
【新酒】ボージョレトップ生産者!
「ヴィスー
ボージョレ・ヌーヴォ
レ・グリオット 赤 2016」
ニューヨークタイムズ誌やパーカーズ・ワイン・バイヤーズ・ガイド等名立たるメディアで評価される、ボージョレのトップ生産者、ドメーヌ・デュ・ヴィスー。
グリオット(さくらんぼ)と名付けられた区画から造られるこちらのヌーヴォは、ベリー系果実のアロマが口いっぱいに広がるほど力強く、かつバランスの良い味わいの1本です。
お次は古酒!
おすすめの古酒をご紹介!
【古酒】ボージョレと同じ、ブルゴーニュ地方の古酒!
「ブルゴーニュ
ピノ・ノワール2004」
ドライフラワーやローズティーを想わせる華やかなアロマが魅惑的。
いきいきと軽やかな酸味があり、熟した木苺のようなフルーツ感に紅茶のニュアンスも感じられる、美しい熟成を経たブルゴーニュワインです。
【古酒】フランス・ボルドー地方の古酒!
「シャトー・ピュイ・バルべ 2005」
1985年に設立され、銘醸地サン・テミリオンにあるわずか2haの畑から少量・高品質なワインを造るシャトー。
森や腐葉土、きのこのニュアンスが感じられ、口当たりはなめらか。完熟カシスやプルーンの厚みのある果実味が口いっぱいに広がるワインです。
【古酒】イタリア北部、ピエモンテ州の古酒!
「ネッビオーロ・ダルバ 2005」
飲み頃のヴィンテージをすばらしいコスト・パフォーマンスで提供してくれるワイナリー、ニコレッロ。
紅茶やいちじくのアロマに、瑞々しい果実味と酸・渋みがきれいに溶け合うバランスの良い味わい。程よい熟成感がありエレガントな1本です。
いかがでしたか?
新酒と古酒の違い、ご理解頂けましたでしょうか?一括りにワインと言っても、新酒・古酒によって様々な楽しみ方があるのですね。
この秋は、新酒と古酒を両方揃えて、飲み比べをしてみるのはいかがでしょうか?きっと、ワインの奥深さを体感できるはずです!
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