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ワインクイズ Vol.28 ブルゴーニュ③
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、フランス、ブルゴーニュ編③です。
by Wine-Link
最終更新日:2025-07-02
目次

シャルドネの次に多い白ブドウ品種は?
ブルゴーニュで最も多く栽培されている白ブドウはシャルドネですが、次に多いのはどの品種でしょうか?
①リースリング
②セミヨン
③ピノ・ブラン
④アリゴテ
答えは、④の『アリゴテ』です。
『アリゴテ』はシャルドネに次いで多く栽培されており、主に軽やかで酸味のある辛口ワインが造られます。カシスリキュールを加えた「キール」にも使われることで有名です。
『モノポール』とは?
ブルゴーニュ地方で「モノポール」とは何を意味しているでしょうか?
①一人で醸造を行うワイン
②単一生産者が所有する畑
③ワイン委員会の審査員
④グラン・クリュに限定されたワイン
答えは、②の『単一生産者が所有する畑』です。
『モノポール(Monopole)』とは、ひとつの畑を単一の生産者が所有・管理していることを意味します。
ブルゴーニュでは畑が細かく分割されるのが一般的なため、モノポールは希少です。

写真:モノポール、『クロ・ブラン・ド・ヴージョ』の畑
『ジャンボン・ペルシエ』と相性が良いワインは?
ブルゴーニュ地方の郷土料理『ジャンボン・ペルシエ』と相性が良いワインは次のどれでしょうか?
①ピノ・ノワールの赤ワイン
②シラー主体の濃厚赤
③シャルドネの白ワイン
④ガメイのロゼワイン
答えは、③の『シャルドネの白ワイン』えす。
『ジャンボン・ペルシエ(Jambon persillé)』はブルゴーニュ地方の郷土料理で、ハムとパセリをゼラチンで固めた前菜です。
酸味がしっかりとしていてキレのあるブルゴーニュの白ワインとの相性が良いです。
『オスピス・ド・ボーヌ』は元々何のために建てられた?
ボーヌにある歴史的建造物『オスピス・ド・ボーヌ』は、現在ワインオークションが行われることで有名ですが、もともとは何の目的で建てられた施設でしょうか?
①病院
②教会
③工場
④修道院
答えは①の『病院』です。
オスピス・ド・ボーヌは、15世紀に貧しい人々のために建てられた慈善病院です。
美しいゴシック様式の屋根で有名で、現在は世界的に知られるワインオークションの会場となっています。
オークション収益は今も福祉事業に使われ、ワインと慈善の精神が今なお息づいています。

赤のみが認められているAOCは?
次のうち、赤ワインのみが認められているAOCはどれでしょうか?
①サン・トーバン
②ムルソー
③ヴォルネイ
④プイィ・フュイッセ
答えは、③の『ヴォルネイ』です。
ヴォルネイは繊細でエレガントな赤ワインで有名です。
ちなみに、サン・トーバンとムルソーはどちらも赤も白も認められており、プイィ・フュイッセは白のみが認められています。
今回は、フランス、ブルゴーニュからのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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