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ワインクイズ2024 Vol.15 ブドウ栽培
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、ブドウ栽培編です。
by Wine-Link
最終更新日:2024-08-31
ブドウはいつ頃収穫できる?
ワインの原料となるブドウ。北半球では、ブドウはいつ頃収穫できるでしょうか?
① 12〜2月
② 3〜5月
③ 6〜8月
④ 9〜11月
答えは、④の『9〜11月』です。
地方によって、品種によって、製法によって多少前後はありますが、ブドウが収穫できるのは秋です。
南半球だと、秋は反対になるので、3〜5月頃になります。
実で一番酸度が高い部分は?
ブドウの実で、一番酸度が高いのはどの部分でしょうか?
① 皮の内側
② 茎に近い部分
③ 種と種の間
答えは、③の『種と種の間』です。
ちなみに、一番糖度が高いのは、皮のすぐ内側です。
ブドウの実の皮をむいて食べる時に、ぶ厚くむいてしまうと、甘い部分が減ってしまう訳ですね。
冬に行う作業は?
秋にブドウの実の収穫が終わった後、冬に行うのはどんな作業でしょうか?
①幹を藁で巻く
②地上の根元辺りで幹を切る
③枝を切る
④枝をワイヤーに誘引する
答えは③の『枝を切る』です。
休眠期である冬に、理想とする実のなり方に合わせて、枝を切ります。
この作業を『剪定』と言います。
そして、春になり芽が出てきたら、枝を誘引していきます。
写真:こんな風に切り詰められる
19世紀に大きな被害をもたらした害虫は?
19世紀中頃にアメリカから輸入されたブドウの苗木に付いていた幼虫がヨーロッパに伝来し、ブドウの樹に大きな被害をもたらしました。この害虫の名前は何でしょう?
①ウ ド ン コ
②ミ ジ ン コ
③フィ ロ キ セ ラ
④ネ コ ブ セ ン チュウ
答えは、③の『フィロキセラ』です。
フィロキセラは1㎜ほどのアブアムシの一種なのですが、植物の根や葉に寄生し樹液を吸って成長するため、ブドウの樹を徐々に弱らせ、数年かけて枯らさせてしまう害虫です。
フィロキセラにより、ヨーロッパ全土が壊滅的なダメージを受けましたが、接ぎ木をすることで回復をしていきました。
『花振るい』とは、どんな現象?
ブドウの栽培時に『花振るい』という現象が起きる事があります。
この『花振るい』、どういう現象でしょうか?
①ブドウの花の開花数が例年より多い現象
②ブドウの樹の芽吹きが上手くいかず、結果、花の数が少なくなる現象
③ブドウの開花の時期に風が強く、花が飛ばされてしまう現象
④ブドウの花の受粉が上手くいかず、花が落ちてしまう現象
答えは、④の『ブドウの花の受粉が上手くいかず、花が落ちてしまう現象』です。
原因は、気温や降雨、栄養不良、栄養過多など、様々ですが、適切に受粉、結実が出来ない為、花が落ちてしまい、結果的にブドウの収穫量も少なくなってしまいます。
今回は、ブドウ栽培についてのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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