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ワインクイズ Vol.1 ロワール
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、フランス、ロワール編です。
by Wine-Link
最終更新日:2024-12-27
ロワールの主な白ブドウ品種は?
フランス、ロワール地方の主に使われている白ブドウ品種として正しいのはどれでしょうか?
①ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
②シャルドネ、アリゴテ、ユニ・ブラン
③リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ケルナー
④ミュスカデ、シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン
答えは④の『ミュスカデ、シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン』です。
産地が東西に長く広がっている為、地区によって違いはありますが、主要なブドウはこの3品種です。
ミュスカデ、シュナン・ブランはフランスの他の地方で余り使われていない品種ですね。
ロワールの地区は西から順番に?
フランス、ロワール地方は大きく5つの地区に分かれますが、西から順番に正しく並んでいるのはどれでしょうか?
①アンジュ・ソミュール⇒トゥーレーヌ⇒ペイ・ナンテ⇒サントル・ニヴェルネ⇒中央高地
②ペイ・ナンテ⇒アンジュ・ソミュール⇒トゥーレーヌ⇒サントル・ニヴェルネ⇒中央高地
③トゥーレーヌ⇒ペイ・ナンテ⇒アンジュ・ソミュール⇒サントル・ニヴェルネ⇒中央高地
④アンジュ・ソミュール⇒ペイ・ナンテ⇒トゥーレーヌ⇒サントル・ニヴェルネ⇒中央高地
答えは、②の
『ペイ・ナンテ⇒アンジュ・ソミュール⇒トゥーレーヌ⇒サントル・ニヴェルネ⇒中央高地』です。
1000km程のロワール河沿いに5つの地区が並んでいます。
『シュール・リー』とは?
ロワールのペイ・ナンテ地区で造られる、ミュスカデというワインは、『シュール・リー』という製法で造られる事が多いのですが、この『シュール・リー』とはどういう製法でしょうか?
①大樽を使って長く寝かせる
②蔓を取り除かず、房ごと醗酵を行う
③醗酵で出た澱を取り除かず、澱と一緒に寝かせる
④収穫したブドウを屋内でしばらく乾燥させてから醗酵を行う
答えは③の『醗酵で出た澱を取り除かず、澱と一緒に寝かせる』です。
『シュール・リー Sur Lie 』は、直訳すると『澱の上』という意味で、澱と一緒にワインを寝かせる事で、澱由来の複雑味、旨味をワインの中に引き出す事が出来る製法です。
次の中で仲間外れはどれ?
次の中で仲間外れのワインはどれでしょうか?
①カール ・ ド ・ ショーム
②ソミュール ・ シャンピニー
③ボン ヌゾー
④コトー ・ デュ ・ レイヨン
答えは②のソミュール・シャンピニーです。
いずれもロワールのアンジュ・ソミュール地区で造られるワインなのですが、ソミュール・シャンピニーのみが赤ワインで、残りの3つは甘口白ワインです。
この辺りは川の影響もあり霧が発生するので、貴腐菌で甘口のワインが造られています。
シノニムで間違っているのはどれ?
シノニム(=別名)として間違っているのは次のうちどれでしょうか?
①ミュスカデ = ムロン・ド・ブルゴーニュ
②シュナン・ブラン = ピノー・ド・ラ・ロワール
③カベルネ・フラン = コット
④ピノ・ノワール = シュペートブルグンダー
答えは、③の『カベルネ・フラン = コット』です。
カベルネ・フランのシノニムはブルトンです。
コットはマルベックのシノニムですね。
新春1回目は、フランス、ロワール編でした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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