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ワインクイズ Vol.43 チリ③
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、チリ編③です。
by Wine-Link
最終更新日:2025-11-08
目次
チリで2番目に多く栽培されている黒ブドウ品種は?
チリでカベルネ・ソーヴィニヨンに次いで、2番目に多く栽培されている黒ブドウ品種はどれでしょうか?
① メルロー
② シラー
③ カルメネール
④ マルベック
答えは、①の『メルロー』です。
チリでは、カベルネ・ソーヴィニヨンに次いでメルローの栽培面積が広く、非常に人気のある品種です。
やわらかな果実味と口当たりのよさが特徴で、単一品種としても、カルメネールやシラーとのブレンドにもよく用いられます。
チリのブドウ栽培に影響を与える山脈は?
チリでのブドウ栽培に大きな影響を与える山脈は次のどれでしょうか?
① ヒマラヤ山脈
② ピレネー山脈
③ アンデス山脈
④ アパラチア山脈
答えは、③の『アンデス山脈』です。
アンデス山脈はチリの東側に連なる巨大な自然の壁で、昼夜の寒暖差を生み出します。
これによりブドウがゆっくり成熟し、香り高く酸のあるワインが生まれるのです。
チリにワイン造りをもたらしたのは誰?
チリにワイン造りをもたらしたのは、次のうち誰でしょうか?
① スペインの宣教師
② イギリス人の宣教師
③ フランスのユグノー派の人々
④ ポルトガルの商人
答えは、①の『スペインの宣教師』です。
チリにワイン造りをもたらしたのは16世紀半ば、スペインの宣教師たちでした。
彼らはミサ用のワインを造るため、スペインからブドウの木を持ち込みました。長い年月を経て、チリは現在、南米有数のワイン生産国へと発展しました。
チリでラベルに品種名を記載するには何%以上使用している必要がある?
チリのワイン法で、ラベルに品種名を記載する場合、最低何%以上その品種を使用している必要があるでしょうか?
① 50%
② 75%
③ 90%
④ 100%
答えは、②の『75%』です。
チリでは、ラベルに品種名を表示するためには、そのブドウが全体の75%以上使用されていることが条件です。これは品種だけでなく、産地名やヴィンテージ(収穫年)にも同じ基準が適用されます。
国際的には85%ルールが一般的ですが、チリは輸出市場を考慮しつつも、柔軟な表示基準を設けています。
サンディアゴの近くに位置するワイン産地は?
チリの首都、サンティアゴの近くに位置するワイン産地は、次のどれでしょうか?
① ビオビオ・ヴァレー
② チョアパ・ヴァレー
③ イタタ・ヴァレー
④ マイポ・ヴァレー
答えは④の『マイポ・ヴァレー』です。
マイポ・ヴァレーは、チリの首都サンティアゴ近郊に広がる伝統的なワイン産地です。
アンデス山脈からの冷たい風と日照に恵まれ、バランスのとれたカベルネ・ソーヴィニヨンが特に有名です。チリワインの「クラシック・スタイル」を象徴する地域として、長年にわたり高い評価を受けています。
今回は、チリからのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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