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泡 白野菜のおかず
カブと柿と生ハムのマリネ
by 大橋 みちこ
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【材料 2〜3人分】
- カブの実 2個(約130g)
- 赤かぶの実 1/2個
- (約130g。白いカブで代用も可)
- カブの茎 20g
- 柿 1/2個
- 生ハム 30g
- レモン果汁 小さじ1と1/2
- 白ワインビネガー 小さじ1/2(酢でもOK)
- オリーブオイル 小さじ2
- 塩 適量
- 胡椒 適量
作り方
茎は捨てずに茹でて使うと彩りがきれいに。白いカブだけでもいいですが、赤かぶも使うと鮮やかで見た目も華やかです。
- STEP01
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カブの茎は5mmの長さに切り、塩少々を加えた熱湯でさっと(10秒くらい)ゆで、ざるに上げる。
- STEP02
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カブ(赤かぶ)は皮をむき、2mmの厚さの半月切り(もしくはいちょう切り)にする。ボウルに炒れ、塩約小さじ1/6をまぶす。5分くらいおき、水気を絞る。
- STEP03
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柿は皮をむき、カブと同じくらいの大きさ、厚さに切る。
- STEP04
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生ハムは2cm角くらいに切る。
- STEP05
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ボウルに、カブ、カブの茎、柿、生ハムを入れ、オリーブオイル、レモン果汁、白ワインビネガー、胡椒を和える。塩で味を整える。
“カブと柿と生ハムのマリネ”に合うワイン
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赤
合う白
合う泡
ロゼ
オレンジ
このレシピに合わせたいのは、キリッとした酸味のある白ワイン。柿の甘みとワインの酸味が口の中で中和して、心地よいマリアージュになります。カブは繊細な味なので、それを消さないようにワインもスッキリ系の軽めのものが合います。
スパークリングワインで爽やかに合わせるのも◉
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イタリア白辛口
プリーメ ブルーメ ソアーヴェ クラッシコ
ソアーヴェ村の他、ヴェローナ県下11の村で生産する辛口の白。中でも古くから知られる生産地で造られるクラッシコは際立つ果実味と深みのある味わいが魅力的です。
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イタリア白辛口
テヌーテ・ピエラリージ・モンテ・スキアーヴォ ルヴィアーノ アンフォラ
マルケ州の白ブドウ「ヴェルディッキオ」の造り手として名高い生産者。非常に爽やかな柑橘系フルーツのアロマに程よいボリューム。料理との相性も素晴らしい白ワインです。
ワインのキリッとした酸味が柿の甘みと絶妙な相性。フレッシュな果実感は、料理の全体のボリューム感ともマッチ。
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スペイン白辛口
ビノス・デ・アルガンサ セクロ ゴデーリョ
スペイン北西部注目の地元品種、ゴデーリョを使った白ワイン。香り豊かで引き締まった酸を持つ、本格的な味わいが特徴です。
ワインの引き締まった酸味が、柿の甘みと相性抜群。口の中で心地よく中和します。すっきり系の味わいで料理のボリューム感ともピッタリ。
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ポルトガル白辛口
サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 白
「風車」を意味するモレイロ。爽やかな酸とフレッシュな果実味に優れ、かつバランスのとれた味わいで食事全般との相性が抜群です。コストパフォーマンスの高い白ワインです。
爽やかな果実味は、カブの瑞々しさとマッチ。キリッとした酸味は柿の甘みと心地よく中和します。さっぱりとしたマリアージュを楽しめます。
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フランス白やや辛口
ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル 白
クロード・ヴァル白は南仏の豊かな気候を表現した白ワイン。柑橘系のフレッシュな香りが口いっぱいに広がり、丸みのある酸味と優しい喉越しは毎日の食卓にぴったりです。
フレッシュな果実味がカブの優しい甘みや瑞々しさとマッチ。柑橘系フルーツのような酸味は、柿の甘みと心地よく中和し、爽やかなマリアージュに。
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イタリア白辛口
サンテロ ピノ シャルドネ スプマンテ
ピノ・ビアンコ種とシャルドネ種を用いて造られた本格的な辛口のスパークリングワインです。泡立ちはきめ細かく、スッキリとした味わいで料理との相性も抜群です。
フルーティーな果実味が柿の甘味と寄り添いつつ、すっきりとした酸味と泡で後味はさっぱり。カブの甘味も優しく引き立てる組み合わせ。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2016/11/22
- 更新日 :
- 2024/03/19
フレッシュな果実味は、カブや柿の瑞々しさとマッチ。キリッとした酸味は柿の甘みと心地よく中和します。さっぱりとしたマリアージュ。