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ブルゴーニュの彗星「ムーラン・オー・モワーヌ」

新進気鋭の若きオーナーがブルゴーニュのトップに挑戦します。

ボーヌのトップを目指す、新進気鋭のドメーヌ。

皆さん、こんにちは。
今回ご紹介するワイナリーは、ブルゴーニュの
オークセイ・デュレス村に本拠地を置くクロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌです。
そして、ジョルダン・アンドリュー氏です。


写真:オーナー ジョルダン・アンドリュー氏

あの「リーデル社」も認めた品質!

こちらのワイナリー、あのワイングラスで有名なリーデル社も注目しています。

2012年5月、リーデル社が発表する新・ブルゴーニュグラスのプロモーション・トリップがあり、リーデル社が選ぶ「6つの素晴らしいドメーヌ」が訪問先に選ばれました。
その際、その他に選出された顔ぶれは、エティエンヌ・ソゼ、ルイ・ジャド、アルベール・ビショー、ジョセフ・ドルーアン、メオ・カミュゼといったスターたち!
そんな中、 クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌは設立間もないドメーヌとして唯一選出されるという快挙を果たしました!!


神秘的なテロワールをより豊かに表現する為・・・

ここ、クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌでは、
巡り合った神秘的な土地のテロワールをしっかりと表現したいとの想いから、
より豊かに表現する為「ビオディナミ栽培」を実践しています。

地中に生息する微生物の働きや土質を尊重しており、
特に人工的な介入をあまり行わず、自然に任せるべき点は任せています。
またこのワイナリーでは人口酵母を使用していません。
さらに除草剤の使用も行ず、土壌の手入れは全て手作業で行い、
土に空気を含ませるように柔らかく深く耕作をおこなう為、
馬を使っての耕作を行います。
この様に、大変な手間がかかるビオディナミ栽培ですが、
自然の為、そしてテロワールの為に手間を惜しみなく掛けております。


写真:馬で畑を耕します。

さて、ワインについてご紹介差し上げましょう。


年間わずか1000本の超限定生産アリゴテ!

まず、ご紹介するのはブルゴーニュ アリゴテ「レ・ファ」です。
こちら、ポマールの南西に位置する複数の畑からなり、
年間生産量1000本の限定生産の古木(平均樹齢が70年!凄い!)から造られる、希少なアリゴテなんです。

皆さんはアリゴテというとどんな印象でしょうか?
私は、「フレッシュなレモンの様に酸が鋭い」という印象を持っておりました。
また、様々なワインの教本や参考書にも同様な事が書いてあります。

ただ、ココのアリゴテは一味違います。
フレッシュな酸はありつつも、古木由来の柔らかい印象を受け、
程よい樽感がそれを柔らかく包み込み、果実味が力強く感じられます。
フルーティ且つクリスピーなアロマを是非一度お楽しみください。


写真:ブルゴーニュ アリゴテ 「レ・ファ」

ムルソーのすぐそば!リッチなオークセイ白。

続いては、神秘的な畑「ムーラン・オー・モワーヌ」の白。

まずは上の地図を見てみてください。
赤の部分が畑なんですが、見えますでしょうか、
そう、白ワインの銘醸地「ムルソー村」に隣接しているのです。
数歩先はムルソーってすごい立地(リッチ)ですよね??

その影響もあり、蜜のあるグレープフルーツのニュアンスが強く感じ取れます。
また、アーモンドやミネラル・ジンジャーなど多くの豪華なアロマを感じ取れます。

侮るなかれ、実力派のオークセイ・デュレスです。


写真:オークセイ・デュレス白「ムーラン・オー・モワーヌ」

伝統のクロ・デュ・ムーラン・オーモワーヌ

クロ・デュ・ムーラン・オーモワーヌの醍醐味である
「オークセイ・デュレス ムーラン・オー・モワーヌ」のご紹介です。

10世紀から続くこの畑は、脈々と受け継がれ、
現オーナーの手へと渡りました。

北北東向きの粘土石灰の丘陵地は上下で
ヴィラージュとヴィラージュのヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)に分けられており、
下のはヴィラージュ、上は「ヴィエイユ・ヴィーニュ」となっております。

地質は、クロ(柵で囲まれた畑)なので、下の方に粘土が堆積しやすく、
上は小石などが多くなっており、
下のヴィラージュでは、よりふくよかなタイプが、
上のヴィエイユ・ヴィーニュでは少し塩味を感じるようなミネラル感が感じられます。

ちなみに、ヴィラージュクラスでも35年の平均樹齢を誇り、
ヴィエイユ・ヴィーニュは60年の平均樹齢を誇っております。



オークセイだけでない、モワーヌの魅力。「ポマール」

オークセイ・デュレスもすごいですが、
ポマールも古くから素晴らしいワインを

ポマールは3つの区画から造られており、
「クロワ・プラネット」・・・グランクリュ街道とシャトー・ド・ポマールの間に挟まれたパーセルで肉厚でリッチなタイプのワインが出来る。
「ヴォーミュリアン」・・・ヴォルネイのすぐ隣。ストラクチャーのしっかりしたワインが出来る。
「ラ・ヴァ―シュ」・・・丘の中腹に位置し、ミネラル感があるワンが出来る。
のそれぞれの特徴がバランスよく組み合わさり、
ストラクチャーがしっかりした肉厚でリッチなワインが醸し出されます。

また、弊社取扱いのプルミエクリュ「クロ・オルジュ」は
あの有名な「クロ・デ・ゼプノー」の隣畑です。
非常に完熟するのが早い土地にあり、非常に肉厚なワインになり易く、

また、ここの畑、1/3の樹が100年以上の古木。
この二つの条件から、驚くほど肉厚で余韻は非常に長いワインが醸し出されます。

あまり抽出をしたくないという点から、
優しい抽出を心掛けており、
味わいも非常にクリアで果実味をしっかり感じられながらも、
きれいなタイプとなっております。


いかがでしたか?

伝統を受け継ぐ若い生産者ジョルダン氏の作る
「クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ」
如何でしたでしょうか?

歴史と伝統のある畑を、若いオーナーが再建し、
努力を重ねて素晴らしいワインを醸す。

こんな素敵な物語がこのワイナリーにはあります。

物語を噛みしめながらワインを飲むと、
より美味しく召し上がっていただけると思います。

今後も、引き続きいろいろなストーリーのあるワイナリーを
ご紹介していきますので、これからも是非ワインリンクをご覧ください。