~スペインの生産者「ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ」~
世界中にいるワイン生産者。
彼らは普段、どんな食事を楽しみ、どのようにワインを合わせているのでしょうか?どのようなシーンでワインを楽しんでいるのでしょうか?
そんな疑問を解決すべく、生産者に直接インタビューして聞いちゃおう!というこの企画。
お待たせしました!!大好評をいただきました「生産者の食卓シリーズ」第1弾のローガンワインズに続き、待望の第2弾です。
第2弾は、“マイナー産地、マイナー品種ボバル” ハンデと言われたもの全てを個性に昇華したボデガ、スペインのボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ。
「D.O.マンチュエラ」
もともとは代々ブドウの栽培農家で、現在のワイナリーは、2005年、オーナー兼醸造家のフアン・アントニオ・ポンセ氏により設立。
10代の頃から畑で父親の手伝いをしていたポンセ氏は、ワイン造りへのアイデンティティーも早くから発見。
14歳には栽培・醸造学校で学び始め、数々の実践経験を積み、その後、故郷マンチュエラで自らのボデガを立ち上げました。
写真:パラソルのように葉が広がり、強烈な日差しからブドウの実を守るボバルの木
マンチュエラというマイナーな産地で、マイナーな地元品種ボバル100%のワインを造るという、新しい挑戦を始めたポンセ氏。
地元への愛情とワイン造りへの情熱に溢れたポンセ氏は、ボバル種の栽培において第一人者となり、国内外から注目の生産者として話題を集めています。
ポンセ氏は、とても気さくで好奇心一杯な人柄が魅力です。
地元への愛情とワイン造りへの熱意が多くの人を巻き込んで、彼の魅力を世界に発信しています。
それでは、そんな魅力あふれるポンセ氏の食卓の様子をのぞいちゃいましょう!!
マンチュエラはマッシュルームの産地。実はポンセのワイナリーの建物は元マッシュルーム工場の加工施設なのです。
まさにガレージワイナリーですね!!
マッシュルームは、オリーブオイルで調理していただきます。
「クロス・ロヘン」
「ブエナ・ピンタ」
マッシュルーム料理に合わせるワインはしっかりと濃いタイプではなく、比較的エレガントで旨味ある赤ワインがおすすめ。
パスタを食べるのはイタリアだけではありませんよ!
スペインでもパスタはよく食卓にあがり、みんな大好き。
冬~春はトマトベースやボロネーゼ、夏は手作りマヨネーズに細かく刻んだトマトで冷製サラダ仕立てのパスタを楽しみます。
夏にはサラダをよく食べます。
欧米の食事にはサラダや野菜が少ないイメージはありませんか?そんなことはありません!
グリーンサラダや自家製マヨネーズソースのサラダ、ポテトサラダなど、お野菜も食卓にはかかせません。
しなやかで濃すぎない味わいが、あまりボリューミーでないシンプルなお料理に相性抜群です!
パスタやタパス、軽食と一緒に気軽に楽しみます。
ポンセ氏おすすめのマヨネーズソースのサラダやポテトサラダとは本当に素敵なマリアージュが楽しめます♪
レストランに行くと必ず魚介料理を注文するというポンセ氏、魚介が大好きのようです。
「レト」
魚、エビ、カキ、ホタテ、、、と魚介類にはレトを合わせるというポンセ氏。
彼が造っているワインの仲で唯一の白ワインが「レト」なのです。
家でくつろぐ時、神経質にあれこれと考えずゆったりと過ごす時間にはレトを楽しむというポンセ氏。
実は白ワイン好きという彼が特別な思いを込めて造るワインです。
ワインだけでも十分楽しめますが、食後にゆったり、チーズと合わせて楽しむのもおすすめです♪
豚や羊、ジビエ料理も良く食べます。
やはりお肉料理は食卓に欠かせませんね。
なんと畑でぴょんぴょん跳ねている野ウサギもおいしいのだとか!
お肉はオリーブオイルや炭火でステーキにしていただきます。
夏のパーティは庭でみんなでバーベキューも。
「ラ・カシーリャ ビーニャ・エストレチャ」
「ペー・エフェ」
お客様にはワイナリーの看板ワインP.F.やエストレチャでおもてなしします。
力強いボバルの味わいはもちろんお肉にぴったりです!
いかがでしたか?
ぜひみなさんの食卓でもポンセの食卓の様子を再現してみてくだい♪サラダにクロス・ロヘンは簡単おすすめのマリアージュですよ!
魅力たっぷりポンセのワインについてはこちらでさらに詳しくどうぞ!