日本ワイン講座

日本ワインの魅力について

by 株式会社モトックス

最終更新日:2015-11-25

日本ワインセミナー始まります!
日本ワインセミナー始まります!

こんにちは。東京営業部のHです。

今回、大阪仕入チームの今井講師による社内セミナーが行われました。
テーマは日本ワインです。

日本ワインについて

日本のブドウ生産量は20万トン。その内の約1割がワイン用です。
世界ではブドウ生産量の80%がワイン用であり、日本では生食用の生産が、とても多い事が分かります。 

というのも、日本は他国に比べて、ワイン造りが難しい環境とされています。その理由には、梅雨や台風が栽培サイクルと被ってしまう点や、雨の影響を避ける為の棚仕立ては、本来ワイン用ブドウ栽培には向かない点などがあげられます。

その為、ヨーロッパなどのワインと比べるのではなく、日本独自のものとして見ていくことが必要。と今井講師は語ります。そして、今では、不利な環境の中でも、日本ワインは着実に品質が向上しているのです。  

更に、日本は海外に比べると、ワインの原産地呼称法の整備はまだまだで、これからといえます。

日本のワイナリーの業態には大手、歴史的中堅、異業種参入型、個人経営ワイナリーなどがあります。

最近の注目ワイナリーには、小さな個人経営が多く、海外でワイン造りを学び、日本で独立している生産者もいらっしゃいます。
実際に私の友人夫婦もフランスから帰国後、北海道でワイナリーを立ち上げました。

いよいよテイスティング
いよいよテイスティング

日本では、沖縄以外の46都道府県でワイン生産が行われています。

近年、注目度が高いのは北海道、山形、長野、山梨あたりでしょうか。その中でも、今回は山梨ワインにスポットを当て、下記のブドウ品種のワインを試飲しました。

ヨーロッパ系ヴィティス・ヴィニフェラの甲州。
アメリカ系ヴィティス・ラブルスカのデラウエアとアジロン。
日本の交配品種マスカット・ベリーA、ブラッククイーン、ヤマ・ソーヴィニヨンの6種類です。

品種は知っていたけれど、こんな味わいなんだね!と皆、熱心に試飲していました。

やっぱり人気の甲州
やっぱり人気の甲州

日本を代表するブドウ品種といえば、甲州。こちらは山梨の勝沼醸造が造る白ワインです。
柑橘系のさわやかな香りに、柔らかく上品な果実味があります。サラダ系の前菜にはもちろん、煮物やお寿司などの和食にも良く合います。

最後に

個人的には、一時期、国内のワイナリーを良く訪問していたので、今回のセミナーで日本ワイン熱が再燃!また勉強しに訪ねてみようと思いました。

皆さん、一緒に日本ワインを盛り上げましょう。
そして、この寒い冬には日本ワインとお鍋がぴったりです。是非お試しください。

お気に入りに登録しました

閉じる

お気に入り登録は「会員限定」サービスです。
お手数ですが下記のリンクより
「ログイン」もしくは「会員登録」してください。

公開日 :
2015/11/18
更新日 :
2015/11/25
Copyright © Wine-Link All Rights Reserved.

20歳未満の者の飲酒、飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。