~イタリア・ポンペイ遺跡訪問記~
東京営業部のジリーです。
先日、テレビ番組「世界ふしぎ発見!」でも特集の組まれたポンペイ遺跡へ足を踏み入れました。
当社取扱いのマストロベラルディーノ社は国家プロジェクトとしてこのポンペイ遺跡の中でブドウを栽培し、当時のワイン造りを再現するという大役を任されております。
ポンペイ遺跡とは古代ローマ帝国時代にリゾート地として栄えた高度な文明都市。
近くのヴェスヴィオ火山の噴火の火山灰により一夜にして地中に埋もれ、滅亡してしまった世界遺産の遺跡です。
畑では21種類のブドウのDNAが、見つかっておりますが、現代でもあるブドウは2種類のみ、またアリアニコ種も当時比較的近しい品種の1つだそうです。
アンフォラと呼ばれる容器を地中に埋めて写真のような形でワインを保存していたようです。
地中なので床下収納みたいで温度変化も少ないですね。
ワイン畑以外も見てみましょう!
収容人数約2万人と言われる円形闘技場です。
観光で有名なローマのコロッセオはこちらを基にしたと言われております。
火山灰に埋もれ遺体が腐敗し、空洞になった部分に石膏を流し込んで作り上げられています。
当時苦しんだそのままの姿を再現、胸が痛くなります。
当時は既に船の設計図が書ける人がいたのがこちらから分かります。日本では当時弥生時代。。
ふーむ、文明がどれだけ進んでいたことか。。
扉を開くときなどに使う蝶番(ちょうつがい)が、既にあったとは!?
今とほとんど変わらない姿に驚きを隠せません!笑
上記でご紹介したポンペイ遺跡で作られるワインがこちらです。
その名はヴィッラ・ディ・ミステリ
マストロベラルディーノが造る、歴史を感じながら飲むワインです。
とっても貴重な体験でした!
皆さんも観光でナポリへ行く機会がありましたら、是非ポンペイ遺跡まで足を運んでみてくださいね!