ボルドーのシャトーをめぐる ~メドック地区マルゴー村~

フランス、ボルドー地方の銘醸シャトーをめぐってきました。  

by 株式会社モトックス

最終更新日:2016-06-09

ボルドーの銘醸シャトーをめぐる
ボルドーの銘醸シャトーをめぐる

銘醸シャトーがひしめくメドック地区。

ボルドー市内から、銘酒街道と言われる
国道2号線沿いに北上していくと、
名だたるシャトーが立ち並んでいます。

ボルドーのプリムール試飲をする際は、
そのシャトーを巡って試飲をしていきます。

それにしても誰が『銘酒街道』って名づけた
のでしょう!響きが素敵です。

プリムールの時は、新酒の試飲が中心なので
シャトーの設備や特徴などの話をする時間は無いのですが、いくつかのシャトーの
今を写真で紹介してみます。

シャトー・マルゴー
シャトー・マルゴー

シャトー・マルゴー。
街道から少し外れた所にあります。

写真は、1年程前に増設されたセラー

セラーには新しい発酵タンク等の他に、
様々な小ロットの発酵用のタンクが
並んでいました。高さ1m位でしょうか。

テスト用だそうです。

シャトー・デュ・テルトル
シャトー・デュ・テルトル

シャトー・ジスクールの弟分というべき、
シャトー・デュ・テルトルの試飲会場。

入り口には何故か、
『牛さん』と『靴磨きさん』がいました。

セラーの中にあったコレ。

卵かロケットか?って感じですが、
コンクリート製の発酵タンクです。
『コンクリート・エッグ』というようです。

澱と上手く触れることが出来る、
温度変化を最小限に出来る、
等のメリットがあるようですね。

最近ボルドーでは、発酵タンクは
コンクリートに戻る動きがありますね。

シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン
シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン

そして、デュルフォール・ヴィヴァン。

差し色が効いている素敵なタンク。
こちらもコンクリートです。

今回も、いくつかのシャトーで馬たちが
働いているのを見たりと、ビオディナミに
シフトする流れがあるボルドーですが、
ここはその中でも先駆者のひとつ。

「ビオディナミ、実際にやってみて、
どうですか?」と聞いてみると、

「科学的な証明がされているのではないが、やってみるとブドウの状態、樹の状態が
思っていた以上にイキイキしている。
それは事実なんだ。」との答えでした。

以上、マルゴー村のシャトーでした

今回はマルゴー村のシャトーを紹介
してみました。

余談ですが、今回、バタバタと私が
予約していったホテルは、市内だというのに
随分値頃でした。

何でかな~、と思ったら、行ってみたら
いわゆるコンドミニアムタイプで、
かつ、『支払は現金のみ!』でした。
あわてて、ATMに走りました(笑)。

でも、なかなか細部まで手入れされた、
快適な宿でした。

スケジュールが詰まっていて、朝食を
買いに行く時間が無かったのですが、
友人が焼いたカヌレ、大家さんが持って
きてくれたクロワッサンでなんとか
乗り切りました~。
次回から気を付けないと^^;

投稿者

  • やまくみ
  • やまくみ

    ワインの輸入商社にて、バイヤーを担当。
    退社後、現在は、気楽に楽しめるワイン道を、
    日々、飲みながら考えている。

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公開日 :
2016/06/03
更新日 :
2016/06/09
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