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世界のワイナリーから 2016/07/27 by 株式会社モトックス ドイツの赤ワイン銘醸地「アール渓谷」ドライブ紀行♪ 
ドイツきっての赤ワイン銘醸地へ。お散歩気分で出向いた先にあったものとは・・・?

思い立ったが吉日 — そうだ、今からブドウ畑に行こう!

どうも、ドイツ在住アラサー女子てんどーねです。

今年のドイツ、7月だというのにまだまだ気温が上がらず、雨がパラつく日は最高気温が20℃くらい。ガッツリ長袖の上着を羽織っています、寒いです。

一年を通してクーラーが必要ない(というか、大手デパートや高級レストラン以外、通常はどこに行ってもクーラーなんてありません)のは過ごしやすくて素晴らしいのですが、夏に夏らしい汗をかけないのでなんだか物足りない感じもします。

そんな中「少し気温が上がる」との予報だった、とある土曜日、ふら〜っと、本当に「ふら〜っ」と、ドライブに出かけました。

小一時間ほど車を走らせて着いた先とは、おそらくワイン通にとってもあまり聞き慣れないであろう、しかし知る人ぞ知るドイツきっての赤ワイン銘醸地「アール地方」なのであります。

それでもドイツ屈指の赤ワイン銘醸地なのでアール

アールといえば、ドイツのワインエリアのなかではかなり北に位置していて、かのライン川の支流、アール川が渓谷の間を縫って流れているエリア。リースリング帝国であるドイツではかなり珍しく、赤ワインの生産が8割を超えている地域で、シュペートブルグンダー(=ピノ・ノワール)の銘醸地としてはドイツ国内では有名(なハズ!)です。


しかしながら、生産量はドイツの13ワイン生産地のなかでは最小、地形的な事情からワインも割高、地元消費が多いおかげで国外はおろか地域外でアールワインを見かける事は少ないような。
某ワイン試験対策用教科書を引っ張りだして探してみましたが、アールについてはあまり情報がなく、某ロンドンワインスクールの教科書には300ページ中…!!たった1行「ピノ・ノワールが有名」という記述のみ!てんどーねがイタリアワインのバイヤーをしていた頃に使っていた教科書にいたっては一切触れられていませんでした。。。

そうです!こうなったら、現地に行くしかありません!

街のいたる所で、険しい斜面に凛と佇むブドウ樹たち

「アール渓谷」という名の通り、着いてみると早速険しい斜面にぶどう畑が!そして、道路の脇にもぶどう畑!
そして小川のほとり、もはや崖レベルの急斜面に、我が家のリビング程の広さであろう極小パーセルの畑の数々・・・!!

これは畑での作業がかなり大変そう(というより命がけ?!)です。
(リビングの掃除すら面倒くさがってサボっていた昨日の自分を反省)

このブドウ畑に囲まれた道路の脇をハイキングやセグウェイツアー(!!)で堪能するのがこの地方の粋な休日の過ごし方、だとか。ほぼ思いつきでやって来たてんどーねはハイキング等の装備は一切持ち合わせていませんでしたが、少し脇道を歩いてみることに〜♪♪

旧修道院(クロスター)跡地の絶景ランチスポット、見つけました☆

てくてく歩いていると、おぉ!なにやら雰囲気のある建物+良い香りが・・・


ブドウ畑の脇道をさらに下っていくと、そこにはなんと・・・!旧修道院跡地の中庭をレストランとして活用しているなんとも素晴らしい眺めの「クロスター・マリーエンタール」なるワイナリーが!!
こちらの会場は結婚式等のイベントにも使用可能、ということで、メモメモ!(笑)

こんなところ(?)にありました、世界最古の生産者協同組合

素敵なクロスターの中庭でランチを頂いた後に向かったのがアールの生産者協同組合。こちらでは予約なしでセラーツアー+試飲が(グラスのお土産付きでお一人様3ユーロ也、安い!)できました。

その良心的な料金、そして案内してくれた係のお姉さんのラフな感じから、内心「結構古そうなセラーだけど、まぁ普通の協同組合ワイナリーかなぁ〜・・・」とドイツ語による説明を淡々と聞いて(流して)いたてんどーねでしたが、ツアーの最後、試飲カウンターのある中庭に出た所で「1868年創業 世界一古い生産者協同組合」!の看板をみつけて・・・

て「えぇぇぇーーーー!!!」

というわけで、セラー内を撮影したのはこちらの写真1枚のみ(すみません汗)。
150年近く前に18名のブドウ農家から始まったこちらの組合は今日420名程の組合員からなる大きな組織へと成長しているのだそうです。もっとしっかり説明を聞いておくべきでした…大変失礼いたしました(汗)。

ワイン産地のど真ん中の駅にて—「次の駅は、“ビアーガーデン”です?!」

まったく下調べ無しで訪れたアールでしたが、素敵な発見や色んな出会いがあり、とても満喫できた土曜日でした!てんどーね、また(今度はもう少し計画を立てて)アール、訪問します!

最後に、アール地方ワイン産地ど真ん中の列車の駅、Mayschoss駅の駅裏にひっそりと立っていた看板。
<次の駅:ビアーガーデン>と書いてありました。

ワイナリーの人たちも夏はやはりビールなのでしょうか?!笑

投稿者

てんどーね

ドイツ在住のアラサー女子。
ワイン輸入商社勤務を経て、イタリア、日本、イギリスにてワイン資格取得に励むも、現在はノムリエ化。泡モノ好き。
最近は苦手な料理にもトライし始め、マリアージュを意識。一人家飲みもそこそこ、楽しい。

口コミ

現地に住んでいるとコアなところへ行けていいですね!こんな美しいところで結婚式が出来たら素敵ですね!!
2016/09/05by イマジュン☆