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潜入!ドイツのワイン祭り その1〜都会デュッセルドルフ編〜

ドイツ各地からきたワイナリーが一同に揃う『ワイン祭り』レポート☆

都会のワイン祭りに行ってきました


どうも、ドイツのアラサー女子てんどーねです。

秋の足音が聞こえてきた今日この頃、こちらドイツでは全国各地で“ワイン祭り”シーズンが到来しております。

(ドイツの秋といえば、かの有名なビールの祭典「オクトーバーフェスト!!」なわけですが・・・てんどーね含め格式高い?紳士淑女の皆様方は、もちろん「ワインの秋」、でございます、えぇ。)

さて今回は、デュッセルドルフというドイツの中でも都会な街のワイン祭りについてレポートいたします!


ちなみにこの地域では、ワインは生産されておりません。
なのでドイツ各地からきたワイナリーが一同にスタンドを構えており、いろんな種類のワインを楽しむ事ができるのです。

絶賛特盛サービス中!?


さて、恒例の(?)価格チェーック☆

ふむふむ、1杯100mlで2.5ユーロ。
これまたお安い(うふふ ♡)!

しかも全てのワインをグラス単位でオーダーできるのが、ワインファンにとってはとても嬉しいですね☆

ということで、まずはリースリングとスパークリングを注文♪


と、カウンターのお姉さんが持って来てくれたグラスを見てビックリ!
通常1グラス100ml設定のところ、その境界線を大幅に上回った量のワインが見事に注がれていたのであります!!!
ざっと170mlはあるでしょうか…なんて適当なんでしょう!笑
むしろ意図的にいっぱい注いでくれてますね、コレは
(この人、私がタイプなのかしら?後で電話番号聞かれたりするのかしら??)。
妄想はさておき…ぃやぁ、ありがたく頂戴いたします(にんまり)。

魔のデポジット制にご注意を!

てんどーね「えぇっと…リースリングが2.5ユーロで、スパークリングが3ユーロだから…」←お小遣いの小銭を探すてんどーね
お姉さん「全部で11.5ユーロで〜す☆」

て:2秒間フリーズ(えぇ〜・・・このお姉さん、ワイン入れるのも適当だけど、計算も適当すぎるーーー!!涙)

お「ワインが2.5ユーロ+3ユーロ、グラズデポジットが3ユーロ×2、で11.5ユーロです。ハイ、このコインを飲み終わったグラスと一緒に返却してくださいね☆」キラキラ〜☆


と言って渡されたのがこの赤いコイン。
ぁ〜なるほど、これを返したら3ユーロ×2が返ってくる、というシステムなんですね(お姉さん、疑ってゴメンナサイ)。
よく見てみれば、野外でのお祭りのわりにかなりいいグラスでワインを提供してくれているので、ある意味当然ですね。
ドイツではペットボトルやビール瓶などにデポジット制度が完全導入されているので、ワイングラスでもごく自然な感覚だったのでした。

しかし、他の外国人観光客と思われるお兄さんも、あのお姉さんの魔の計算式(笑)に同じく2秒間フリーズしていましたので、これからドイツを訪れる方はこの「デポジット制度」(ドイツ語ではPfandプファンド)に、是非お気を付け下さいませ!

ドイツで今!ワインカクテルがブーム中


今回てんどーねが気になったのは、各スタンドに存在していたなにやらカラフルな別メニュー。


全て今流行のワインカクテルメニューでした。
フルーツ、ミントなどのハーブ、各種リキュールやシロップなどを、クラッシュアイスの入った大きめのグラスに加え、そこに微発泡スパークリングを注いで完成!
写真は撮れませんでしたが、こちらは女性に大人気の模様でした☆
てんどーねも今度挑戦してみます。

由緒正しい市役所広場にて


ちなみにこのワイン祭り、なんと市役所前の広場で開催されていたのですが、連日昼間から深夜まで大賑わい。

真っ昼間から市役所の目の前で飲んだくれて…ではなく、お天気の良い日に市役所の広場で気持ちよくワインを嗜むことができる…なんて、ヨーロッパならではですね。笑


次回はアール渓谷のエリアのワイン祭りをレポートします!
知られざる赤ワイン名醸地アール渓谷のコアなワイン祭り、お楽しみに!!

投稿者

てんどーね

ドイツ在住のアラサー女子。
ワイン輸入商社勤務を経て、イタリア、日本、イギリスにてワイン資格取得に励むも、現在はノムリエ化。泡モノ好き。
最近は苦手な料理にもトライし始め、マリアージュを意識。一人家飲みもそこそこ、楽しい。