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ワインを楽しむ基礎知識 2016/12/10 by 株式会社モトックス 南アフリカのワインをもっと知ろう!

安くて濃いワインだけじゃない!南アフリカの多様性。

こんにちは、T田です!
私事ですが、最近南アフリカワインが気になります。
今まで安い価格帯のイメージしかなかったのですが、最近南アフリカでちょっといい価格帯のワインを飲む機会が多くあり、そのポテンシャルの高さに注目し始めています。

そんな私に南アフリカのマスター・オブ・ワイン(世界で数百人のみがもつワインの博士号的資格 以下MW)の代表であるキャシー・ヴァン・ズィル MWが来日してお話しする「南アフリカワインセミナー」のお知らせが!!

社外のセミナーを聞くのは久しぶり!張り切って参加して参りました。
そこで学んだことを今回は少し皆さまにご紹介を・・・
アフリカ大陸の最南端「南アフリカ」

南アフリカって

最近ヨーロッパのワインが高くてなかなか手を出せないな・・なんて悲しんでおられる方、次ページからは必見ですよ!
こんなイメージですよね・・

こんなに色んな表情がある産地はなかなかない!

南アフリカってサバンナのイメージがありますね。
もちろんサバンナもあります!ライオンとかみてみたい!

サバンナはもちろろん、南アフリカには山岳地帯や半砂漠地帯、低木地や草原、熱帯気候に地中海性気候・・・場所によってさまざまな表情がある産地。
今旅行で行ってみたいところナンバー1です!
面積はコロンビアと同じ面積(アメリカに南アフリカが8個入るくらいの大きさ)。

最も驚いたのは、「世界で最も古い土壌をもつ」ということ!
なんとなんと、10億年以上前の土壌をもつそうです。

貝殻の化石で有名なシャブリでも・・

シャブリでも土壌は約1億8000年前。
また、南アフリカの土壌はヒマラヤ山脈の歴史よりも10倍古いんだそう!
10億年前というと、生物が生まれるか生まれていないか、、くらいの時代だそうです。

そこから少しずつ少しずつ地殻変動を続け、隆起してきた山が今ではワイン産地として活用されているんですね。
10億年前の土壌をストレートに感じられる飲み物って、ワインくらいしかないのではないでしょうか??

長崎出島にも来航したあの人が・・・

南アフリカで最初にワインが造られたのは1655年。
(フランスではコルク栓の開発により発泡したシャンパーニュがリリースされた時代)
ヤン・ファン・リーベックというオランダ人が3つのブドウ品種を持ち込んだのが始まりでした。

ちなみに、このお方。
南アフリカに来る前、長崎の出島にも来航されたようです!
日本で英気を養った(?)ヤンさんのおかげで南アフリカはワインの一大産地となり、今では世界のワイン生産量で10位以内に入る巨大産地までになったのですね~。
「ヤン・ファン・リーベック」で検索!

病気によって得た知識

世界有数のワイン産地となった南アフリカも、実はとても苦労の連続。
それは人種差別による人の問題はもちろん、ぶどう栽培においては病気に悩まされる産地となりました。

その病気とは「リーフロール病」といわれるもので、、1970年の調査によると、実に99.7%の樹が感染していました。
症状としては、ぶどうの葉が縮れ、光合成が十分にできなくなる状態・・・
それにより、タンニンの質が低下。苦みをともなったグリーンな味わいになってしまったそうです。

この厄介な病気。
植え替えても植え替えても再発するのです。

それは、
・感染している樹から蟻が移動することによる伝染
・苗木培養の母樹に感染したことによる伝染
・感染した樹を引き抜いても、土中に少しでも感染した樹の根の破片が残っていれば再発

などがありました。

今では苦労の対策の甲斐があり、この病気にかかっている樹はほとんどないそうで、むしろこの病気の代償と引き換えに「世界で最も進んだ苗木の技術」を手に入れることができました。

様々なクローンの研究によって、さらに飛躍的に品質が向上しています。
今や上級ワインを生むこの産地でも・・・

代表的な品種

今では白ブドウの栽培面積の方が多い南アフリカの中で、代表的な品種といえば、シュナン・ブラン。

この品種はフランスのロワールでも造られています。

じつはとても樹勢の強い品種で、1haあたりの畑で5t~40tまで収量がとれるため、南アフリカでは大量生産向けと言われてきました。
しかし、最近ではこの品種がとても見直され、涼しいエリアで1haあたり10t未満で収穫したシュナン・ブランではとても良質な味わいになることが証明され始めました。

素晴らしい南アフリカのシュナン・ブランには白桃、黄桃の香りがあり、酸が丸みありながらも高く、フルーティー。アルコール度数がしっかりあり、熟成にも向きます。
余韻に残る心地よい苦みは、ついついもう1杯・・・と進んでしまう味わいです。

ロワールのみつろうのような香りと若いうちは強い酸を感じる味わいに比べると、親しみやすい印象です。

・・・ということで、T田的おすすめ南アフリカのシュナンブランを造るのはこちらのワイナリー!
生産量の18%はシュナン・ブラン(別名:スティーン)

ド・トラフォード・ワインズ

国 / 地域:南アフリカ / コースタル・リージョン

ニューヨークタイムズ紙も絶賛する南アカベルネの至宝

サイン

国 / 地域:南アフリカ / ケープ・サウス・コースト

世界が注目!ワインマップにも載らない南アフリカの超秘境「マルガス」産ワイン

是非見かけたら買ってみてください!

安い南アフリカワインもいいですが、ちょっといい価格の南アフリカのワインを見つけたら・・・

今まで手が伸びなかったかもしれませんが、今後は一度騙されたと思って買ってみてください!
10億年前の土壌で造る、最良の栽培技術が生んだ志向の味わいを楽しめるはずですよっ!!

口コミ

南アフリカ!気になります!
2016/12/19by とだちゃん
10億年前の土壌ってロマンがありますね!
2016/12/15by dadaidama