-
【大人なワインの収集ばなし】
by 株式会社モトックス
最終更新日:2013-06-24

まだまだゴールデンウィークぼけが抜けていない、やまくみです。
収集というほどではないけど、
シャンパンを始めとしたスパークリングワインのコルクの上についている金具の部分が可愛くって、
捨てられずに貯めています。
このコルクの上の金の部分を、基本的にMuselet(ミュズレ)と呼ぶ事が多いのだけれど、
ミュズレは、おさえている針金の部分だけで、丸い王冠の部分はPlaque(プラック)と言う、という意見もあるので、
なんと呼ぶといいのでしょうね。
フランスのワイン人、数人に聞いてみた限りでは、「ミュズレ」、と呼んでいるのが一般的な様です。
そのミュズレですが、久しぶりに引っ張り出して眺めてみました。

そして、全部ひっくり返して状態を確認しようと思ったら、おぉ、ひとつだけ、内側にも柄が!

どれどれ?と見ると、

こんなりりしい男性のお顔。
誰のだろ~、と思ったら、

シャンパーニュのジャクソン社の王冠でした。
中までプリントするなんて、渋い仕事してるな~。
そういうの、大好きです。
ちなみに、ミュズレと呼ぶべきか、プラックと呼ぶべきか気になって、ネットで色々見ていたら、
フランスのサイトで、この王冠を販売している所がありました。
Reims(ランス)の東の地方にある会社なのだけれど、
普通の王冠でだいたい1.50~3.00ユーロ。
今の為替ですと、150~300円くらいです。
珍しいヴィンテージ物では、300ユーロというものも。
日本円だと3万円位!
ひぇ~、液体入りのシャンパンそのものが、何本か買えちゃう。
でも、欲しい人は、欲しいんですよね。
分かりますその気持ち。
いわゆる、Priceless(プライスレス)っすね。
お気に入りに登録しました
閉じる