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フランスの代表的な料理とワインのマリアージュ検証!
by 株式会社モトックス
最終更新日:2014-10-27
フランス料理をお勉強!
プロとしてより成長するべく、フランス料理の食材についての社内で勉強会を実施しました。
そしてその後、実際に実食をしてワインと合わせてみようという話になり有志でレストランへ!
前菜
まずは前菜です。
左からエスカベッシュ、フォアグラのテリーヌ、パテ・ド・カンパーニュ。
代表的なフランス料理って仕事がらよく携わる私たちも意外に食べたことないものがあったりするんですよね。
●エスカベッシュ・・・
ミュスカデと合わせましたが、ルヴトゥリが造るミュスカデの欠点はミュスカデとしては美味しすぎること、なんです・・・。
ミュスカデってもっとニュートラルな味だと思うのですが、この生産者、果実味がしっかりしていて、ワインがやや強い印象でしたが、野菜の酢漬けにはぴったりでした。
●フォアグラのテリーヌ・・・
これには極甘口のノブレス・デュ・タン(ジュランソン)。レーズンが入っていて甘みをより引き立たせるためぴったり!これは伝統的な組み合わせですけど、やっぱり合います。
おすすめの組み合わせです。
●パテ・ド・カンパーニュ・・・
ミュスカデを合わせてみましたが、これはちょっと合いませんね。
山の料理にはワインにも山のミネラルを感じるものが合います。
これはアルザスがしっくりきました。
(ちょっとだけあったので試してみました)
続いてブイヤベース
そしてブイヤベースです。
こんなに美しいブイヤベースは見ないくらい美味しかったです。
正確にはオマール海老のブイヤベース風です。
甲殻類のスープにはプロヴァンス・ロゼ。これ、思っていた以上に合いました。
驚きました。
こんなに合うんだ!!っていう組み合わせです。
美味しい。この海老の独特の出汁が見事にロゼの強すぎないタンニンとアクセントにぴったりしっくりきます。
メインディッシュ!
メインディッシュはブッフ・ブルギニヨン(牛ほほ肉の赤ワイン煮)です。
これには王道的なブルゴーニュを合わせるわけですが、今回合わせたワインは赤果実系の若さを感じるワインでした。
しっくりくるのは黒果実系のピノ・ノワールで程よく熟成したものがいいですね。
もう少しワインが熟成していると合ったと思います。
(煮込み料理=熟成したワイン)
最後は
そして〆はデセール(デザート)です。
●ブランマンジェ・・・
こちらは甘口を再び合わせましたが、甘すぎるワインだとちょっと厳しいですね。
一方で、クリームブリュレにはぴったりでした。
ということで普段、知ってはいてもなかなか食べない代表料理を含むフランス料理とワインの組み合わせでした。
マリアージュの世界はまだまだ奥が深い・・・
この料理たちを無理言って作ってくれたハルナ ブラッスリーさん、ありがとうございました。
とても勉強になる会でした。
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