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ワインクイズ2024 Vol.14 醸造
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、醸造編です。
by Wine-Link
最終更新日:2024-08-25
目次
赤ワインの造り方の順番で正しいのはどれ?
赤ワインの造り方の順番で正しいのはどれでしょう?
① 破砕 ⇒ 醗酵 ⇒ 熟成 ⇒ 圧搾 ⇒ 瓶詰め
② 醗酵 ⇒ 破砕 ⇒ 熟成 ⇒ 圧搾 ⇒ 瓶詰め
③ 破砕 ⇒ 圧搾 ⇒ 醗酵 ⇒ 熟成/育成 ⇒ 瓶詰め
④ 破砕 ⇒ 醗酵 ⇒ 圧搾 ⇒ 熟成/育成 ⇒ 瓶詰め
答えは、④の
『破砕 ⇒ 醗酵 ⇒ 圧搾 ⇒ 熟成/育成 ⇒ 瓶詰め』です。
白ワインは搾ってから醗酵させるのですが、赤ワインは醗酵させてから搾ります。
つまり、白ワインは、搾った果汁だけで醗酵させるから、皮から色も渋みも抽出されないのに対し、赤ワインは、果皮や種を漬け込んだまま醗酵をさせるので、色や渋みが抽出されているのです。
ワインの醗酵を表したものとして合っていのは?
ワインの醗酵を表したものとして合っているものはどれでしょうか?
①ブドウ糖 + 水 ⇒ アルコール + 二酸化炭素
②ブドウ糖 ⇒ アルコール + 水
③ブドウ糖 ⇒ アルコール + 二酸化炭素
④ブドウ糖 + 二酸化炭素 ⇒ アルコール + 水
答えは、③の
『ブドウ糖 ⇒ アルコール + 二酸化炭素』 です。
発生してくる『二酸化炭素』を逃がすと、通常の泡の無いワインになるのですが、閉じ込めると、泡のあるワインになるんですね。
オレンジワインとはどういうワイン?
オレンジワインとはどういうワインでしょうか?
①オレンジ地方で造られるワイン
②色がオレンジ色のワイン
③オレンジ果汁をブレンドしたワイン
④オレンジという名前のブドウ品種を使用したワイン
答えは、②の『色がオレンジ色のワイン』です。
オレンジワインというのは、白ブドウを赤ワインの醸造方法で造ったワインで、オレンジ色をしています。
皮や種を長く漬け込むことで、含まれている成分が抽出される為、オレンジがかった色合いになるんですね。香りもアロマティックで、赤ワインの様な渋みや深みのある味わいを持つ、個性的なワインです。
写真:個人的には、『オレンジ色』より『山吹色』とか、『ウコン色』に近いと感じる時が多い
シュール・リーというのは、どういった製法か?
シュール・リーというのは、どういった製法でしょうか?
①醗酵中に発生した澱を取り除かず、ワインと一緒に寝かせる方法
②樽にワインを入れて熟成させている際に、下に沈殿してくる澱を取り除くこと
③発酵前のプレスしたジュースを分けて保存し、発酵が終わったワインに足す事
④シャンパーニュの澱抜き作業の事
答えは、①の『醗酵中に発生した澱を取り除かず、ワインと一緒に寝かせる方法』です。
『シュール・リー』とはフランス語で『澱の上』という意味で、澱の上でワインを寝かせる事で、澱由来の複雑味、旨味をワイン中に引き出します。
フレンチオークの主な産地で最も北に位置するのは?
フレンチオーク樽の材料であるフレンチオークの主な産地の中で最も北に位置するのはどれ?
① トロンセ
② リムーザン
③ アリエ
④ ヴォージュ
答えは、④の『 ヴォージュ 』です。
ちなみに、同じフレンチオークでも産地ごとに、タンニンが強化されたり、香りがエレガントになったり、と熟成効果に特徴があるそうです。
今回は、醸造についてのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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