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ワインクイズ2024 Vol.16 テイスティング
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、テイスティング編です。
by Wine-Link
最終更新日:2024-09-06
目次
グラスをぐるぐる回す動作は何と言う?
ワインを飲む前に、ぐるぐるグラスを回す動作がありますが、何と呼ばれるでしょう?
① スパー リング
② スキャン ニング
③ スリ リング
④ スワ リング
答えは、④の『スワリング』です。
グラスを水平に円を描くように動かして、グラスの中でワインを流動させています。
グラスに注いだワインを空気に触れさせることでワインの香りを立たせたり、タンニンの渋みを和らげたりしています。
レストランでテイスティングをするのはなぜ?
レストランでボトルのワインを頼んだ時に、ホストの役割の人にテイスティングを頼まれるのはなぜでしょう?
①欧米では毒が入っていないか確認していた昔の名残り
②好みのワインで無かったら交換してもらう為
③場を盛り上げる為の演出の1つ
④ワインの品質に問題が無いか確認してもらう為
答えは④の『ワインの品質に問題が無いか確認してもらう為』です。
滅多に品質に問題のあるワインに出会いませんが、筆者は一度だけ、コルク臭で交換してもらった事があります。
白ワインに使わない表現はどれ?
次のワインの表現の中で、余り白ワインに使われない単語はどれでしょう?
①ゲイミー
②クリスプ
③フリンティ
④ハーベイシャス
答えは、①の『ゲイミー』です。
『ゲイミー』は、「猟鳥獣の香り」、「獣っぽさがある」という意味で、主に熟成した赤ワインに使われます。
『クリスプ』は、「キリっとした酸味がある状態」、『フリンティ』は「火打石の香り」、『ハーベイシャス』は「ハーブを想わせる香り」を意味していて、どれも白ワインに使われる事が多いです。
『オフフレーバー』とはどういう意味?
テイスティングの際に出てくる単語、『オフフレーバー』とはどういう意味でしょうか?
①ワイングラスから上がってくる香りの事
②熟成したワインから感じられる香りの事
③何らかの理由によって生じるワインの不快な臭いの事
④ワインから香りがほとんど感じられない事
答えは、③の『何らかの理由によって生じるワインの不快な臭いの事』です。
瓶詰、輸送、管理の段階において、様々な理由で欠陥と判断される香りがワインについてしまう事があります。それらをまとめて、『オフフレーバー』と呼ばれています。
代表的なものとしては、コルクによる欠陥のコルク臭、酸化による酸化臭、等があります。
『硬い、閉じている』とは、どういう意味?
テイスティングで、「このワインは硬いな。閉じてるな。」と表現されたら、それはどういうワインを意味しているでしょう?
①鉱物が感じられる様なスタイルのワイン
②まだ良さが出てきていない状態のワイン
③タンニンがたっぷり感じられるワイン
④果実味がたっぷりで味わいに厚みのあるワイン
答えは、②の『まだ良さが出てきていない状態のワイン』です。
ポテンシャルが高いワイン程起こりやすいのですが、熟成させてからでないと、そのワインの良さが存分に表現できておらず、酸味や渋みだけが感じられてしまう事があります。その状態を『硬い』『閉じている』と表現します。
今回は、テイスティングについてのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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