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ワインクイズ Vol.68 テイスティング③
by Wine-Link
最終更新日:2026-05-05
『ボディ』は何を表している?
ワインの説明をする時に、『フルボディ』、『ミディアムボディ』などと言われる事があります。
この『ボディ』が表しているのは次のどれでしょうか?
① 色の濃さ
② 渋みの強さ
③ アルコールや質感による重み
④ 酸味の強さ
答えは、③の『アルコールや質感による重み』です。
アルコール度、酸度、タンニンなどの要素が高いと、それらが口の中で『重み/ボリューム』を感じさせます。
その重み/ボリューム感を『ボディ』と言い、重み/ボリュームが感が強いと、『フルボディ』と言われます。
『バターを想わせる香り』とは?
白ワインをテイスティングした時に感じることのある、『バターを想わせる香り』は、何に由来しているでしょうか?
① 低温醗酵
② マロラクティック醗酵
③ シュール・リー
④ 品種の個性
答えは、②の『マロラクティック醗酵』です。
マロラクティック醗酵を行うと、ワインの中のリンゴ酸が乳酸に変化するのですが、その際に生じる『ジアセチル』という化合物がこの香りをもたらします。
白ワインのテイスティングで使わない単語は?
次の中で、白ワインをテイスティングした時に使われない単語はどれでしょうか?
① オレンジの花
② スミレ
③ スイカズラ
④ ジャスミン
答えは、②の『スミレ』です。
『スミレ』は、ネッビオーロ、ピノ・ノワールといった赤ワインの香りを表現する時に使われる事が多い単語です。スミレは小さな花なので、嗅いだことが無い方も多いかもしれませんね。
他の3種類はいずれも、基本、白ワインの香りを表現する時に使われる香りです。
次の単語でネガティブな意味で無いのは?
次のテイスティングの表現として使われる単語の中で、ネガティブな意味で無いのはどれでしょうか?
① 濡れたダンボール
② 湿った地下室
③ ネコのおしっこ
④ ゆでたタマネギ
答えは、③の『ネコのおしっこ』です。
他の3つは欠陥のあるワインをテイスティングした時の表現として使われる単語ですが、『ネコのおしっこ』は、主にソーヴィニヨン・ブランのワインをテイスティングした時に使われる香りのポジティブな表現の単語です。
ちなみに、筆者は勇気が無いので(?)使った事がありません。
次のコメントはどんなワインを?
Aさんがあるワインをテイスティングして、次のようなコメントを残しました。
「色は深いルビー色。香りはカシスやブラックチェリー、鉛筆の芯などを想わせる。味わってみると、渋みがしっかりしていて、複雑味がある。」
さて、Aさんは、次のどのワインをテイスティングした可能性が高いでしょうか?
① ボルドーの赤ワイン
② ブルゴーニュの赤ワイン
③ プロヴァンスのロゼワイン
④ チリのシャルドネの白ワイン
答えは、①の『ボルドーの赤ワイン』です。
まず、色の表現に『ルビー色』と言っているので、③、④は除外になりますね。
そして、『カシス』、『ブラックチェリー』、『黒果実』という単語を使っているので、『赤果実』を感じやすいブルゴーニュより、『黒果実』を感じやすいボルドーの赤ワインの可能性が高いと考えます。
今回は、テイスティングからのクイズでした。
いかがでしたか?
もちろん、基本、ペアリングは個人の自由です!
それでは、また次回のクイズでお会いしましょう!
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制作者:山崎 久美子
・ソムリエエクセレンス(JSA認定)
・SAKE DIPLOMA(JSA認定)
・DIPLOMA LEVEL 3(WSET認定)
ワインの輸入商社にて、バイヤーを経験。
現在は、ワインのなんでも屋。
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