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ワインクイズ Vol.74 チリ④
カルメネールとは、メルローのこと?
by Wine-Link
最終更新日:2026-08-24
目次
チリのワイン産地の南北は何㎞ぐらい?
チリは南北に大変長い国ですが、ワイン産地の北端から南端まではおよそ何キロメートル離れているでしょうか?
① 約2,100km
② 約1,400km
③ 約900km
④ 約600km
答えは、②の『1,400㎞』です。
チリ全土の全長は約4,300kmに及びますが、ワイン産地だけでも北端の産地「アタカマ」から極冷涼な南端の産地「アウストラル」まで、実に約1,400kmにわたって広がっています。
これはヨーロッパで言えば「ドイツ最北の産地からイタリア最南端のシチリア島まで」を網羅する距離です。
フランス全土の南北の長さ(約1,000km)すら大きく上回るこのスケール感と、多様なテロワールが、チリワインの豊かなバリエーションを生み出しています。
カルメネールの説明で誤っているものは?
カルメネールというブドウ品種に関する説明として、誤っているものはどれでしょうか?
① フランス・ボルドー地方原産のブドウである
② 色の濃い黒ブドウ品種である
③ チリでは長年メルローだと誤認されていた
④ 現在、チリ以外では世界中でほとんど栽培されていない
答えは、④の『現在、チリ以外では世界中でほとんど栽培されていない』です。
チリの「シグネチャー品種」として有名なカルメネールですが、現在ではイタリア、ヴェネト州や、アメリカ、中国、さらには原産地ボルドーでも再評価されて栽培が広がっています。
19世紀のフィロキセラで本国フランスでは絶滅しかけたものの、チリで「メルロー」と混同されたまま奇跡的に生き残り、1994年にDNA鑑定でカルメネールだと再発見されたドラマチックな歴史を持つ品種です。
チリで生産量が多い黒ブドウと白ブドウの組み合わせは?
チリで最も生産量(栽培面積)が多い黒ブドウと白ブドウの組み合わせとして、正しいものはどれでしょうか?
① カベルネ・ソーヴィニヨン & ソーヴィニヨン・ブラン
② メルロー & シャルドネ
③ カルメネール & ソーヴィニヨン・ブラン
④ マルベック & トロンテス
答えは、①の『カベルネ・ソーヴィニヨン&ソーヴィニヨン・ブラン』です。
チリの全ブドウ栽培面積の約3割を占める「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、チリを代表する圧倒的1位の黒ブドウです。
白ブドウでは、冷涼な沿岸部を中心に高品質なボトルを生む「ソーヴィニヨン・ブラン」がトップを維持しています。
どちらもチリの恵まれたテロワールを映し出す、世界中で愛される主力品種です。
「エンパナーダ」とはどんな料理?
チリの名物料理「エンパナーダ」とはどんな料理でしょうか?
① 牛肉や野菜の鉄板焼き
② 豆と羊の煮込み
③ 肉や卵を包んで焼いたパイ
④ 魚介と野菜のライム和え
答えは③の『肉や卵を包んで焼いたパイ』です。
エンパナーダは、ひき肉やゆで卵、オリーブなどを生地で包んで焼き上げたチリの国民的な一品です。
スパイシーさと豊かな果実味を持つカルメネールと相性抜群で、まろやかなタンニンが肉の旨味を引き立てるチリの王道ペアリングとして親しまれています。
「チリワインの心臓部」と言われる伝統的なワイン産地は?
「チリワインの心臓部」と呼ばれる伝統的なワイン産地はどこでしょうか?
① マイポ・ヴァレー
② リマリ・ヴァレー
③ イタタ・ヴァレー
④ レイダ・ヴァレー
答えは、①の『マイポ・ヴァレー』です。
首都サンティアゴのすぐ南に位置する「マイポ・ヴァレー」は、19世紀にフランスから貴族や実業家がブドウの苗木を持ち込み、近代チリワインの礎を築いた歴史的産地です。
チリの名門ワイナリーが数多く本拠地を置き、特に高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンの名醸地として世界に知られることから「チリワインの心臓部」と称されています。
今回は、チリからのクイズでした。
いかがでしたか?
少しでもワイン時間が楽しくなるヒントになれば嬉しいです。
それでは、また次回のクイズでお会いしましょう!
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制作者:山崎 久美子
・ソムリエエクセレンス(JSA認定)
・SAKE DIPLOMA(JSA認定)
・DIPLOMA LEVEL 3(WSET認定)
ワインの輸入商社にて、バイヤーを経験。
現在は、ワインのなんでも屋。
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