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世界のワイナリーから 2015/04/15 by 株式会社モトックス 家族の絆が大切「シャトー・トゥール・ド・ミランボー(デスパーニュ家)」
~フランス・ボルドーの食卓風景~

シャトー・トゥール・ド・ミランボーの食卓

ボルドーでのプリムール試飲会に合わせてボルドーに行って、3キロ太って帰ってきました東京営業部 S川です。

「あのモン・ペラの原点、20年以上英国航空に採用される実績を誇るヨーロッパ随一の名門シャトー」と当社ホームページで紹介しており、その名に恥じない素晴らしいワインを毎年造っています。

ただどうしても神の雫で脚光を浴びたシャトー・モン・ペラの陰に隠れがちなミランボーですが、こちらが本家本元。

そんな現当主のティボーさんに畑を案内していただき、夜にはデスパーニュ家の食卓へ招待していただきました。

畑での工夫は数知れず

① 格付けシャトーと同じ10,000本の密植
└白の畑はBiodyvinの認証を目指しビオディナミを採用(病気に対して耐性をつける)。化学肥料を使わないようにし、根を横ではなく縦に生やすための高密植を行い根を深くする。Chオーゾンヌもわざわざ畑を見に来て、実際に取り入れています。

② 超低木樹(地上50センチくらい)
└樹を低くすることによって、葉が広がりうる面積を大きくし、光合成を促進。さらに地熱の影響を受けてより熟す。

③ アントル・ドゥ・メールのサンテミリオン!?
└ミランボーの最上区画の土壌は石灰分の多い粘土石灰質。しかもChオーゾンヌやパヴィと同じ標高で丘の上に位置しています。
「アントル・ドゥ・メールでもトップ5のポテンシャルだ」とティボー氏。畑を見分ける眼力はさすがです。

④ 航空写真を活用!
└8月に畑の航空写真をとり、20区画の葉の色を見て分類する。樹勢が区画によって違うので必要な手入れも変わってくるため、毎年確認している。

ディナーは親戚の皆さんも集まっていただき盛大に!

今回のメインディッシュはマグレカナール、つまり鴨のロースト。フォア・グラをとるために育てられた鴨の肉です。
それを現地ならではの、自宅の暖炉で剪定で出た葡萄の樹の枝を使って焼いていただきました!
これが絶品!!!
そして彼の造ったワインとの相性抜群!!!!!

特に特別に出していただいた良年のみ生産されるジロラット2003との相性は最高でした。暑過ぎと言われた2003年でさえ、酸味が生き生きとしており、グランヴァンを凌ぐ素晴らしい熟成をしていました。次回の入荷が楽しみです。

お父さん(ジャン・ルイ氏)に聞きました。

身振り手振り強いまなざしで語ってくれました!

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Q:息子さんは自分のワインを継承していますか?

A:ティボーとジョエルの2人が本当に頑張ってくれていて、自分の哲学をしっかりと理解してくれた。
毎年頑張ってさらに改良してくれている。すごく嬉しいし、満足しています!
彼らの造ったワインは最高だね!!

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奥さんに聞きました。

優しいトーンで答えてくれました。

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Q:旦那様のワインは好きですか?

A:もちろん好きです。時々ワインはワインメーカーと性格が似ると言われますが、その通りだと思います。


Q:2人の赤ちゃんがいて大変ですね。

A:確かに、3週間前に生まれたアルマ(娘)と今仕込んでいるワインと。でも両方とも日々進化して成長していくのが楽しいですね。

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家族の絆を感じる、とっても素敵なデスパーニュ家。
素晴らしい食卓でした。