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ブドウの剪定作業に行ってきました!

スタッフDのワイナリー作業体験!

一年の締めくくりに「剪定」作業。

2015年 も気付けば12月も終盤になりました…
ようやく12月らしい寒い日が続くようになりましたね。

さて、ブドウ畑は今年も実りのある一年を送りました。
長かった収穫期もようやく終わり、ワイナリーや農園もホッと一息と
言いたいところですが、年の最後には重要な作業が残っております。

大抵の畑ではこの時期ぐらいから剪定をスタートさせて
翌3月頃までに作業を完了させます。

この剪定ですが、一年間のブドウの生育サイクルの中で
【最も重要】な作業と言っても過言ではありません。

これはブドウがつる性植物という要因が大きいです。

ブドウの樹は自立した樹型を保てないので
ほったらかしにするとどこまでも枝が伸び続けます。
それを矯正しないとしっかりとした樹に育ちません。

無造作に伸び続ける枝の成長を止めてより果実に養分が行くようにするため
ブドウの樹を切って 調整する作業が剪定になります。

今回12月の寒空の中、山梨某所で私 Dが剪定体験をしに行きましたので、
体当たりレポートをお送りいたします。

まさかの雨です…


この日は朝から予報は雨。畑の最寄駅に到着するとまさに予報的中でした。
そして、雨具を忘れる大失態…
剪定作業は収穫と違い雨でも雪でも基本は決行します。
雨の中の貴重な作業経験 ですが、さすがに寒い!!

剪定作業について


続いて、畑の管理者から剪定作業のレクチャーを受けます。
始めにもあったようにブドウの一年間の生育に関わる重要な作業です。
しっかり説明を聞いて、いざ作業へ!!と行きたいところですが
始めてのことで座学を聞いてもチンプンカンプン…

寒空の中、一人ポカーンとしておりました。

いざ!!剪定開始


なにをしていいかわからないまま、不安を残しながら剪定作業に入ります。
どうしよ…変な枝切って来年ブドウが出来ない!!とかなってしまったら…
責任重大、やはり見学だけで…
と思ったところ!?!?
経験者の先輩方から丁寧にレクチャーして頂きました。
良かった…

剪定作業もコツを掴めば、すごく楽しいです。枝をガシガシ切って行くのは日頃の都会で のストレス解消にお勧めです!!

仕立てについて

今回はシャルドネのコルドン仕立ての剪定に挑戦しました。
コルドンはダブル仕立てとも呼ばれて、主枝からブドウの芽を派生させて行くやり方です。
と文章で書いても分かりにくいので写真をご覧下さい!!
ブドウの樹の枝を切り、調整して来年の新しい芽を育てて行きます。


写真の樹の様子を見るとどこか教科書でも見たことある樹の形です。
こちらが剪定前のコルドンの樹になります。収穫が終わり、葉も落ちて裸の樹になっていて枝は伸びたい放題になっています。


剪定後の写真です。随分、サッパリしました。大体ひとつの樹で5分程度時間が掛ります。これを畑のすべての樹でやるので途方もない作業です。
また樹のひとつひとつが全然違うのでこんなに綺麗に行くケースの方が少ないです。


これは樹勢が弱かったり、仕立てを低くするために主枝を切る作業です。後ろに見える若い枝を今年から主枝として育てて行きます。これを結果母枝と呼びます。のこぎりで切って行くので力作業です。

作業も終わり…


剪定作業は頭をとても使う作業です。ブドウの樹がそれぞれ違うのでその樹にあった一番良い仕立てをしなくてはいけません。ブドウと向き合い、無心になれますし、
とても楽しい作業です。畑にいる方も剪定が一番楽しいと仰っていました。

雨が止まなかったので作業は通常より1時間ほど切り上げて終わりました。
雨とは知らず、そして夏の作業時の地下足袋しかなく、足の感覚がなくなりました。
寒かった…足も冷たい…次回は長靴でしっかり準備をして参加したいと思います!!