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ワインと紅葉~色の変化と熟成

寒さに増して鮮やかに色づく紅葉。木々の色の変化をなぞらい、熟成に伴うワインの色の変化についてご紹介いたします。

色づく季節

気温が冷え込んでくると木々が黄色や赤色に変化し、紅葉がはじまります。
葉っぱが赤く色づくのは、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素によるものです。

「ポリフェノール」はワインにも含まれている要素。ワインも熟成によって色の変化が楽しめるお酒です。
今回は熟成に伴うワインの色の変化についてご紹介いたします。


若いワインとは

「若いワイン」とはヴィンテージが新しく、まだ熟成が進んでいない近年のワイン。
「新酒」と呼ばれるノヴェッロやボージョレ・ヌーヴォは、その年に収穫されたブドウを使用し、わずか2か月ほどの醸造期間で飲めるようにつくられています。
新酒ほどでなくても近年のヴィンテージが表示されているワインは「若いワイン」と言えます。
味わいはフレッシュそのもの。苦みがすくなく、飲みやすいのが特徴です。


古酒とは

熟成による変化を楽しめるのがワインの醍醐味!ワインの古酒は「オールドヴィンテージワイン」と呼ばれています。
「何年熟成させたら古酒になる」というのは一概には言えませんが、良好な保存状態を保ったワインであれば、目安として15年以上からと言われています。


白ワインの熟成

樽熟成していない白ワインの場合、若い最初のころは「透明感を感じるグリーン」色です。
次に出てくる色が「イエロー」。このイエローも若々しい「レモン」から徐々に落ち着いた黄色へと変化します。
熟成がさらに進むと「ゴールド」になります。

古酒と呼ばれるほど時間が経過すると、褐色みを帯びた「トパーズ」や「アンバー」に変化していきます。ワインが酸化することでこの色の変化が行われます。

樽熟成をしている白ワインの場合は、イエローからゴールドに進み、琥珀色へと変化していきます。


赤ワインの熟成

より「ワインの熟成」を楽しむなら、白ワインよりも赤ワインがおすすめです。
赤ワインの色はブドウの果皮に含まれるポリフェノールが多く、熟成によって色合いと風味に変化をもたらします。

若い赤ワインの場合、青みがかった赤色をしていることが多いです。「ルビー」や「赤紫」といった色に例えられます。
熟成が進むと「オレンジ」がかった色合いに変化し、重厚感のある味わいが楽しめるようになります。
さらに熟成が進むとアントシアニンが減少し、褐色になります。「レンガ色」まで進むとドライフルーツなどのニュアンスを感じられるようになります。


最後に

しっかりとした保存状態できれいに熟成されたワインは、香りも豊潤で複雑みを増した深い味わいとなります。
皆様もぜひワインの熟成状態によって、様々な色と味わいの変化をお楽しみください。