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フランス ボルドー
アラン・オベール
銘醸地サン・テミリオンのすぐ近くで
著名なシャトー・クースポードのオーナー一家が営む
「美味しいワインをリーズナブルに、長く楽しんでもらいたい」という
哲学のもと、お値打ちなボルドーワインを提供してくれる優良生産者
- 57 bis av. de I'Europe 33350 St Magane de Castillon, France
シャトー・ド・リブボン 17世紀の美しい建物を修復
ボルドー・スペリュール・クラスの2つのワイン、「シャトー・ド・リブボン」と「シャトー・ド・マカール」を造るのがこのシャトー・ド・リブボンです。17世紀に建てられたシャトーは、1996年に現オーナーであるオベール夫妻によって修復、その本来の美しい姿を現代に蘇らせています。
リブボン、マカールはともに「ペサック・シュル・ドルドーニュ」という、カスティヨン地区の南側、ドルドーニュ川対岸に位置する村の畑のブドウから造られます。いずれの畑も平均樹齢が40年前後と高く、それがこれらのワインに力強さを与えています。熟成にはクースポードで使われた樽なども使われています。どちらもメルロー種を主体とし、まろやかでジューシーな果実味と、サン・テミリオンに端を発するオベール家だからこそ表現できる本格的なボルドーワインの風格が漂う、魅力あふれるワインとなっています。
シャトー・ヨット 充実した味わいはまさにサン・テミリオン
シャトー・ヨットはアラン・オベール氏が所有する3つのシャトーの1つです。ボルドー右岸地区の中でも近年シンデレラ・ワインを多数輩出して注目を浴びているカスティヨン地区、その中でも一番サン・テミリオンに近いサン・マーニュ・ド・カスティヨンにヨットはあります。
シャトー・ヨットがあるカスティヨン・ラ・バタイユという小地区は、フランスとイギリスの百年戦争の戦いの舞台となったことでも知られる場所です。このシャトー・ヨットも例外ではなく、フランス革命において重要な役割を果たしたと伝えられます。パリを追われたジロンド議会議員がサン・テミリオンの地に逃げ帰った際に、ここヨットで自由のために闘ったといわれています。
ワイン造りにおいても長い歴史を持ち、ブドウ栽培はアンシャン・レジーム(16-18世紀)にまで遡るといわれます。砂利、粘土、石灰質土壌の入り混じった畑は、当時から現在までその構成をほとんど変えていないということです。
現在の姿は1970年に設立。サン・テミリオンの銘醸クースポードのオーナーであるアラン氏が手がけるだけあって、「プチ・サン・テミリオン」とも呼びたくなるような高い品質を誇ります。シャトー・ヨットの最大の特徴は、そのたっぷりと詰まった果実味です。ブラックベリーやカシスなど、完熟したベリー果実のアロマと味わいが口いっぱいに広がります。
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