イタリア トスカーナ

ポデーレ・ポッジョ・スカレッテ

サンジョヴェーゼ・ディ・ラーモレの集大成 イル・カルボナイオーネ

Via Babiano,7-Loc.Ruffori 50022 Greve in Chianti Firenze Italia

「ヴィットリオ・フィオーレ」を抜きにしてイタリアワインを語ることはできない

「ヴィットリオ・フィオーレ」を抜きにしてイタリアワインを語ることはできない

1964年にミラノでコンサルティング・ワインメーカーの仕事を始め、数多くの蔵のコンサルティングを行いイタリアワインの品質向上に寄与、イタリア醸造技術協会理事や国際醸造家組合執行委員という要職をも歴任してきた、イタリアワイン界の重鎮、“スター・エノロゴ”の先駆者的存在。それがヴィットリオ・フィオーレ氏です。そして、彼が自身の足で探し出した畑のブドウから、40年にも及ぶ経験を生かしたワイン造りを行う自身のワイナリー、それが「ポデーレ ポッジョ・スカレッテ」です。

伝説のクローン!?「ラーモレ」

伝説のクローン!?「ラーモレ」

フィロキセラを経験し、第一次世界大戦後初めて植えられたサンジョヴェーゼがこのスカレッテの地と言われています。その当時から残っている古木は樹齢70年以上を越えて今もなお大切に守られています。伝説とまで言われ、今ではほとんど栽培されていないサンジョヴェーゼ種のクローン「サンジョヴェーゼ・ディ・ラーモレ」のオリジナルが現存しているのです。そして特殊な土壌 (他のキアンティ地区の石灰質、ガレストロ質とは違い砂岩質、砂質が主体)が非常に水捌けの良い土壌を形成しています。
標高が高いことにより、日夜の寒暖差があり、また独立した形で存在する山の斜面に畑があります。その為、常時風が吹いており、夜9時近くになってもブドウは太陽光を受けながらも涼しい状態に置かれるという、この区画独特の微気候となっています。これは、ブドウを病から守る上で極めて重要な要素となります。

サンジェヴェーゼ種の魅力を極限まで引き出した「イル・カルボナイオーネ」

サンジェヴェーゼ種の魅力を極限まで引き出した「イル・カルボナイオーネ」

極少量生産され、キアンティ・クラッシコ・ゾーンでも珍しいサンジェヴェーゼ種100%でワインを造り、人気を博す「イル・カルボナイオーネ」。

「妥協を許さず、『最高のものを一種類だけ』という理想のもとに造ったもの」とヴィットリオ・フィオーレ氏の息子であるユーリ・フィオーレ氏は語ります。
サンジョヴェーゼというブドウを知り尽くしたフィオーレ氏によって、徹底した管理のもとワイン造りは行われており、選別に漏れたブドウは全て他社にバルクで売りに出します。この偉大なワインは、古木から生まれた凝縮したブドウを用いる為、パワフルでありながらも、どこか奥ゆかしく上品で、内に秘めたポテンシャルを充分に感じさせてくれます。

口コミ

  • 全ては葡萄の出来が決める、醸造は葡萄をアシストするのみ。と語るほど素晴らしいテロワールに恵まれたワイナリー。収穫にはエノテカピンキオーリのスタッフも来るそうです!

  • フィレンツェからも近く、アクセス便利。
    言わずと知れたサンジョヴェーゼのスペシャリスト!

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公開日 :
2012/07/19
更新日 :
2012/07/19

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