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オタクが作る有機ワイン
最終更新日:2013-11-11
有機栽培で作られた優等生的なワインをご紹介
写真:ショレレ・ボーヌ09 シルヴァン・ロワシェ(3890円)
ボーヌにある醸造学校を卒業後、2005年に若干21歳で祖父母から畑を受け継いだシルヴァン・ロワシェ氏。幼少の頃からワインに親しみ育ってきた為、並々ならぬ、ワイン作りに対する思いから、有機農法を厳格に実践。
土壌に対しても、トラクターの重さで土を潰さない為に、重量制限を設けたり、自然素材の肥料(乾燥させた鳥などの糞)を活用し地中の微生物活動を活発化させることもします。そうした苦労の末、土壌は通気性に優れ、バクテリアやミミズなどの微生物を多く含んだものとなり、その畑のテロワールを最大限に表現することが可能になります。そういう土壌って、ふっかふっかなんですよね。(゚▽゚*)
有機農法だから美味しい!という訳ではなく、有機農法のワインの美味しさとは、自然の恵みなんだなと感じられる素朴さや、丹精込めた作り手さんの思いが形になったもの。
結局は、【ワインに対する愛情=高オタク度】が、素晴らしいワインを作り出すのだと思います。
2009年は、しっかりしていて、デカンタージュが必要な感じですが、香りが高く、落ち着いていて、美味しい!黒カシスやスパイスなど複雑な風味。滑らかなタンニンと凝縮した上品な果実味が広がり、素晴らしい骨格を備えた赤ワインとなっています。
当店には、他に【コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ オーモンターニュ09】(4270円)や、きのこの香りの感じられる【ニュイ・サンジョルジュ レ・グランド・ヴィーニュ09】(6340円)もございます。
ピノノワール好きの方!ぜひ!お試し下さい。
投稿者
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ユンヌ・ペルル
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