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ジビエに合うワイン
ジビエとワインを楽しもう!
by 株式会社モトックス
最終更新日:2013-07-12
目次
ジビエとワインを楽しもう!
ジビエといえば主にフランス料理で使われる食材として捕獲された野生の鳥獣のことです。
なかなか食べる機会も少ないものですが、フレンチなどを食べに行った際にあまり食べないからこそ、せっかく食べる際はしっかり合わせたい!
そんな思いから実際に検証してみましたので、皆様ぜひご一読いただければと思います。
写真:検証風景
ジビエはフランス料理で使われることが多いのでやはり選んだワインはフランスワイン。
では食材ごとに合わせたワインをご紹介していきたいと思います。
かも
まずは「かも」です。
ちなみにかもの特徴ですが、
・赤身
・血の香りがあり、肉質は柔らかい
・繊細な味わい
となります。合わせた料理は、
鴨胸肉のタリアータとモモ肉のロートロ ルッコラセルバチコとバルサミコのソース
これに合わせたワインは・・・
写真:フィサン/エルヴェ・シャルロパン
このワインの綺麗な果実味がカモの強すぎない野性味と非常によく合いました。
またワインのボディと肉のボリューム感がちょうど良く感じられました。
ウサギ
次は「ウサギ」です。
ちなみにウサギの特徴ですが、
・クセがなく、鶏肉に近い味
・甘みや塩気の強いソースとよく合う。
・ココット鍋でサーヴされるのがフランスの定番
この食材は2つの料理と合わせたので2つ料理を紹介します。
まず1つ目ですが、
①ウサギモモ肉とプルロット茸の
インヴォルティーニ
となります。
2つ目の料理は、
②ウサギロース肉の黒ビール煮込み
となります。
それではこれに合わせたワインですが・・・
写真:コート・デュ・ローヌ キュヴェ・アンティーク ヴィエイユ・ヴィーニュ 赤/フェラン
グルナッシュの凝縮した果実味とほど良いタンニンが楽しめるこのワインは、煮込みの旨味と非常によく合う。うさぎは煮込み料理が多いのでその点に合わせてもOKです。
ハト
次は「ハト」です。
ちなみにハトの特徴ですが、
・赤身。
・より血の香りが強い。レバー香。
・個性が強い。
となります。合わせた料理は、
フランス産ハト肉の炭火焼
ポルチーニとカシスのソース
これに合わせたワインは・・・
写真:シャトーヌフ・デュ・パプ 赤/ゴネ
余韻に鳩肉の旨味を綺麗に残しながら、ジビエの臭みは綺麗に流してくれる。
ウズラ
最後は「ウズラ」です。
ちなみにウズラの特徴ですが、
・身は柔らかく、臭みは弱い。
・クリームや赤ワインのソースとよく合う。
となります。合わせた料理は、
ウズラとトレビス、イタリア米のアニョロッティゴルゴンゾーラチーズのソース
これに合わせたワインは・・・
写真:ジゴンダス 赤/ペスキエ
ウズラのかめばかむほど出る味わいと、ワインの口当たりの良さが非常に良く合う。
最後に・・・
ジビエを食べる機会はなかなか無くなかなか手に入らないものもあるということもあり、貴重な場面となります。
そんなめったに無い機会だからこそ、美味しい料理に美味しいワインを合わせて目いっぱい楽しんでください!
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